新型コロナウイルスの影響のため、家でおこもりをする時間が長くなっている人も多いかもしれない。外出しにくい今だからこそ、夜にはウイスキーを片手に、自宅でしっとりとした時を過ごしてみてはいかがだろう。

ニッカウヰスキーから、同社の創業者である竹鶴政孝と妻・リタの結婚100周年を祝う『シングルモルト余市 アップルブランデーウッドフィニッシュ』『シングルモルト宮城峡 アップルブランデーウッドフィニッシュ』が、3月24日(火)から数量限定で全国にて発売される。

2020年は創業者夫妻の結婚100周年

竹鶴政孝は、1920年にリタと結婚し、1934年に大日本果汁株式会社(現ニッカウヰスキー株式会社)を創業。2020年は2人の結婚100周年の節目にあたる。

創業の黎明期を支えたりんご

ウイスキーは熟成に時間がかかるため、創業当時の黎明期を支えたのはりんごを原料にした商品だったという。

今回、ニッカウヰスキーを支えたりんごへの深い敬愛を込め、竹鶴の夢の結晶ともいえる『余市』と『宮城峡』をアップルブランデー樽でフィニッシュ(熟成した原酒をブレンドした後、別の樽に移し、さらに熟成させること)させた限定商品を発売する。

さわやかな香りや甘酸っぱさが特徴


今回発売する2商品は『シングルモルト余市』および『シングルモルト宮城峡』を通常の熟成後に、アップルブランデーを28年間以上熟成させていた樽で約6か月間さらに熟成させたもの。

甘く華やかな香りとフルーツケーキのような甘酸っぱい味わいが特徴だ。

また、華やかで複雑な味わいを楽しめるよう、冷却ろ過を行わずにボトリングしている。

『シングルモルト余市 アップルブランデーウッドフィニッシュ』は、芳醇な甘さとピートのコクが調和した味わい、『シングルモルト宮城峡 アップルブランデーウッドフィニッシュ』は、さわやかな甘さとやわらかな渋みが調和した味わいを楽しめる。

数量限定で販売!

いずれも、アルコール分は47%、容量は瓶700mlで、価格は1万5000円(税別)。3月24日(火)に販売開始し、販売数量は『シングルモルト余市 アップルブランデーウッドフィニッシュ』が6700本、『シングルモルト宮城峡 アップルブランデーウッドフィニッシュ』が6450本、それぞれ数量限定での発売となる。

ニッカウヰスキーを立ち上げ、支えた創業者夫婦にゆったりと思いを馳せながら、ウイスキーの深い味わいを満喫してみたい。