簡単＆美味しい！無印良品の夏にオススメ“冷やしインスタント”シリーズの最優秀はコレ！

2018年08月03日(金)12:00

簡単＆美味しい！無印良品の夏にオススメ“冷やしインスタント”シリーズの最優秀はコレ！

　無印良品といえば、最近はインスタントカレーの充実ぶりが話題ですが、実はいろんな種類の“冷やし”食品もかなりバリエーション豊富＆美味しいことをご存知でしょうか？特にレトルト食品には、メジャーなものからご当地系まで多種多彩。そこで夏のアイテムに丁度いいなと思って買ってみたのが“冷やし”と書かれた6種類。

「盛岡冷麺」「冷やし担々麺」「山形風冷やしラーメン」「冷やし炸醤麺」「宮崎風冷や汁」「冷やし胡麻味噌担々スープ」。

　これらが、かなり優秀だったので、その魅力をご紹介します。

　6つのアイテムのうち「冷やし炸醤麺」「冷やし担々麺」「冷やし胡麻味坦々スープ」は“肉そぼろ”を使います。なので、とりあえず豚の挽き肉を大量に炒めておくことにしました。これを小分けにして冷凍しておけば、調理の度に解凍するだけでいいのでラクチンです。それでは“肉そぼろ”を使って美味しかった冷やしアイテムから紹介していきます。

作り置きの肉そぼろが大活躍！

　最初は「冷やし炸醤麺」です。沸騰した湯で麺を5分間茹でます。乾麺なので、鍋にポチャンと入れたままにして触れず、3分たってから箸でほぐします。こうすることで麺が切れません。その間に、キュウリとネギを細切りにして、解凍した“肉そぼろ”を付属の炸醤麺のたれと和えます。後は、茹で上がった麺を冷水で締め水気を切り、盛り付けるだけ。

　麺と肉そぼろをよく和えていただきます。

麺は北海道産小麦粉使用で、「二昼夜かけて乾燥させたコシのある麺」と謳っているだけあって、噛むと歯ごたえのあるしっかりした食感。炸醤麺の味噌だれはやや甘めなので、「食べるラー油」（自前）をたっぷりかけてよく絡めると、大人の味になってオススメです。

コクまろのゴマだれが美味の「冷やし担々麺」

　次に作ったのは「冷やし担々麺」。こちらも麺を茹でている5分間の間に「肉そぼろ」を解凍し、付属のタレを和え、ゆで卵やキュウリ、ネギなどを切って載せるだけ。麺は、茹でた後に流水でしっかり滑りをとって氷水でキンキンに締めるのが重要です。

「冷やし炸醤麺」と同様、「二昼夜かけて乾燥させたコシのある麺」を使っているということで、コシがあって、小麦の旨みに濃厚なコクの胡麻の風味がよく合います。もともとピリ辛なのでラー油などの辛味をプラスする必要はありませんが、山椒や花椒をふりかけるとシビれ感も加わり、爽やかで専門店のような味にレベルアップします。

ほかほかご飯にかけるだけの冷やしぶっかけ

　次に試したのは、「冷やし胡麻味噌担々スープ」。こちらは作るというほどのものではなく、レトルトパウチを冷蔵庫でよく冷やしておいて、ほかほかのご飯にかけるだけという超簡単なもの。豚ひき肉とタケノコ、生姜、ニンニク、しいたけなどの具材入りなので用意するのはご飯だけです。ただし、ごはんは冷たいものではなく、温かいものを使用したほうが、パラパラになって、サラサラいただけます。

　胡麻、味噌、醤油、豆板醤、コチュジャンなどを絶妙なバランスで配合したスープなので、何もプラスする必要もありません。がっつり食べたいときは、「肉そぼろ」を追加するといいですね。また、これはそうめんや冷やしうどんのつけ汁にしても相性が良いと思います。

優秀なご当地系の冷やしレトルト

　続いてご当地系のレトルトを試してみました。最初は「山形風冷やしラーメン」です。山形といえば、最高気温記録ランキング5位の猛暑地。その山形の夏の名物「冷たいラーメン」を簡単に味わえるなんて、さすが無印良品、ナイスアイデアです。

　こちらも熱湯で5分間、麺を茹でます。乾麺なのですが、これが茹でるとびっくりするほどモチモチの細麺になるんです。こちらも流水でよくぬめりをとることが大事です。

「スープは付属のタレと300mlの冷水で割る」と書いてありますですが、この冷水を少なめにして、そのぶん、氷をたっぷり入れるほうがひんやり感がアップしてオススメです。

　麺もスープもキンキンに冷えているのに、カツオ出汁の風味をしっかり感じながらいただくことができます。とてもさっぱりしているので、筆者はここにも「肉そぼろ」をプラスしました。コクが出てオススメです。

　また、この「山形風冷やしラーメン」は、冷やし中華とは違って酸味がないので、酸っぱいのが苦手な方にはピッタリ。なのですが、逆に酸っぱい味が好きな人は、レモンやライムの酸味を加えるとよりスッキリ、さっぱりいただけます。

実はリピートナンバー1は「宮崎の冷や汁」

　ご当地シリーズの冷やしレトルトは、ほかにも「宮崎風冷や汁」や「盛岡冷麺」もあります。「宮崎風冷や汁」は、鯵のほぐし身と出汁、宮崎産の麦味噌で味付けしたスープが入っており、冷蔵庫で冷やしておけば、ご飯、薄切りにしたキュウリ、崩したお豆腐、薬味としてミョウガを入れるだけ。とくに出汁スープは、鯵の風味が濃くて、かなり本格的です。そうめんのツユを足してつけ汁にしても美味しいですよ。

「盛岡冷麺」の方は、ちょっぴり酸味が少なく味も薄めでした。キムチで調整すればいいのかもしれませんが、キムチは同封されていないので、自分で購入する必要があります。ただ、市販のキムチは当たり外れもあり、今回はあまり上手くできませんでした。