コッペパンブームの後に到来した高級食パンの波。すごいですよね。
そんな中、今度はなんと“江戸味噌”を使った和の食パンを販売する専門店『題名のないパン屋』が東京・大田区にオープンしたと聞いて早速伺いました!
場所は大田区平和島。駅から徒歩5分ほど、住宅街の中に、1軒の住宅のようなたたずまいの建物が。店名の“題名のない”にちなんで看板はなく、シンプルに「無題」とだけ書かれています。
食パンで新しい和惣菜の可能性を追求
そんな「和の専門店がなぜパン?」と思いますよね。『佃浅商店』は現在、デパートなどに14店舗の和惣菜店を展開。2017年に7代目に事業承継した際に、これからの時代を考え、和惣菜×パンの可能性を模索していたそう。
そんな中、数々の高級食パン専門店を大ヒットさせているジャパンベーカリーマーケティング株式会社に出会い、プロデュースを依頼したそう。そこで惣菜店の強みを生かし、食パンの素材として和の調味料の代表格である味噌、その中でも「江戸味噌」にフォーカス。
特徴の異なる3種の食パンはぜひ全制覇したい!
『題名のないパン屋』のメニューは3種。「無題の熟成(プレーン)」(2斤・800円)、「無の極み“ぶどう”(レーズン・味噌)」(2斤・980円)、そして「無の極み“味噌”」(2斤・840円)。特に看板メニューである「無の極み“味噌”」は、佃浅商店で惣菜づくりに代々使用されてきた「江戸味噌」を独自配合した、これまでにない食パン。江戸味噌の優しく深みのある甘さを最大限に生かしています。
味噌や大豆の匂いはほとんどなく、言われて気づく程度。
江戸味噌、国産バター、製粉方法にこだわったきめ細かな小麦粉、厳選した生乳から作られたフレッシュな生クリームと、材料のすべてにこだわった食パン。パン好きならずとも、一度は体験しておいて損はありません。2斤では大きいと思うかもしれませんが、実際に食べてみれば、すぐにぺろりと食べてしまいますよ。
●SHOP INFO
店名:題名のないパン屋
住:東京都大田区大森東1-12-4
TEL:03-3761-3036
営:10:00~18:00
休:月曜
https://mudai-pan.com/