呑んベえの聖地・京成立石に誕生した新世代の名酒場『ブンカ堂』とは?

呑んベえの聖地・京成立石に誕生した新世代の名酒場『ブンカ堂』とは?
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20年後の名酒場を賢人に聞く!

 平成という時代を越え愛され、語り継がれた酒場が「昭和の名酒場」と呼ばれるなら、令和という新時代を迎えた今、いつか「平成の名酒場」と呼ばれる店が、どこかでひっそり営まれているのではないでしょうか。

 今回は、酒の賢人であり、コピーライティングから、ネーミング、作詞まで文章に関わる幅広い分野で活躍中の森一起さんに、立石『ブンカ堂』の魅力について語ってもらいました。

名酒場『ブンカ堂』ができるまで

呑んベえの聖地・京成立石に誕生した新世代の名酒場『ブンカ堂』とは?

「今、何やってる? 一緒にやんない?」
「え? トシくん、いつから?」
「今日!」

 その電話がすべての始まりだった。電話の主は、立石仲見世で30余年続くおでん種専門店の2代目、日高寿博さん。相手は、今回の主役『ブンカ堂』の西村浩志さんだ。

 トリュフォーとゴダールが出会ってヌーヴェルバーグが始まったように、ミックとキースが出会って、ローリングストーンズが生まれたように、立石の明日はその瞬間に始まった。もつ焼き、立食い鮨、うどんに餃子、濃い甲類焼酎。立石の街は、今も昔も庶民たちの欲望を優しく抱き締める街だ。

 地元で生まれ育った二人は、髪を切る場所も一緒だったし、昔から顔見知りだった。日高さんが、実家のおでん屋の閉店後に、P箱を並べて、よしずで囲い、ファントムな深夜酒場を始めた時には週5日通った。二人は缶ビールとコップ酒片手に、置きたい酒やつまみについて、時を忘れて語り続けた。やがて、隣りの倉庫が空いた時、日高さんは飲食業の先輩でもある西村さんに声をかける。


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