
秋葉原の『からあげ家 奥州いわい』は、岩手県銘柄鶏「奥州いわいどり」を使用した「室根からあげ・もも(いわいもも)」(450円)がオススメ。
衣は硬すぎず柔らかすぎず。噛むと口の中でサクッという音をたてます。衣を突破した歯がすぐに肉に突き刺さり、肉汁が口の中になだれ込んできます。ほのかなしょうがの香りが鼻から抜けてゆくのが小気味よく、飲み込んだあともノドのあたりにその風味が残り、余韻を楽しめます。味はわりと濃いめで、しょう油の香ばしさがたまらない美味しさです。
最大の特長は、噛んでも衣と肉が分離しないこと。ときどき噛んだ瞬間に衣が肉から離れてしまうからあげに遭遇します。衣と肉を別々に食べるなんて、寿司をネタとシャリに分けて食べるようなもの。やはりからあげは、カリッとした衣と柔らかい肉が口の中でうまく交じり合ってこそ、その“持ち味”を発揮するものですね。
●SHOP INFO
店名:からあげ家 奥州いわい
住:東京都台東区浅草橋4-16-5染谷ビル1F
TEL:03-3865-8181
営:営業10:30~19:00(売り切れ次第終了)
休:年末年始休
『丸武商店』の「からあげ」|綾瀬

綾瀬の『丸武商店』はからあげ専門のお弁当屋さん。メニューも豊富でからあげ弁当のほか、チキン南蛮弁当、油淋鶏弁当、からあげ丼などの丼物も充実しています。持ち帰り用のからあげも、ピリ唐、味カレー、台湾、コンソメ、のりしお、熟成壷唐など、味のバリエーションがかなり豊富。また手羽先、砂肝、軟骨、皮など部位ごとのからあげも販売しているので、からあげ好きな人にはたまらないはず。