ここ数年、よく耳にする「糖質制限」という言葉。食後の血糖値を上げにくい糖質制限食を生活にとり入れることで、血糖コントロールやメタボ対策として有効だということから、日常の食事で実践する人が増えているのは周知の通りです。
とはいえ、ストイックにやるとなると、けっこう大変なのも事実。そこで、身体に負担をかけずに生活習慣病の予防やダイエットをしたいときにいいのが、糖質の摂取量を1食あたり20~40g、1日あたり70~130gに制限して食後の血糖値の上昇を抑える、緩やかな糖質制限食「ロカボ」です。
おなじみのスーパー『成城石井』では以前からロカボを提案しており、つい最近もロカボフェアを実施。そこで、今回は成城石井で手軽に購入できる、“ロカボなおつまみ”をご紹介しましょう。
砂糖を使わない生ハムも実はロカボな食材

「成城石井 プロシュートクルードスライス10ヶ月熟成」は、シチリア産の海塩を使って2度漬けし、豚肉の旨みと甘みを引き出した生ハムです。熟成に10か月を掛けて旨みを凝縮し、その旨みや食感を楽しめるよう厚さ約0.7mmにスライスされています。

この生ハムは砂糖を使わずに自然に熟成させるので、まさに最高のロカボ食材。少し常温に戻して食べると、肉の旨みと脂の口溶けの良さがたまりません。1パックに200gも入っているので、小分けにして晩酌のお供にしたり、サラダやサンドウィッチにしたりと思う存分楽しめます。

プロシュート以外の生ハムも楽しみたいなら、「成城石井 アンティパストミスト」をチョイス。「プロシュートクルードスライス10ヶ月熟成」に加え、イタリア産ミラノサラミとコッパもセットになっています。

筆者は白ワインと生ハムを合わせるのが大好きなのですが、この商品のように少しずついろんなアンティパストがセットになったものが手軽に買えるのもお気に入りの理由のひとつ。ひとりで軽く飲みたいときに重宝しており、それでいてロカボとなれば買わないわけにはいきません!
ワインのお供のオリーブやチーズも低糖質

ワインの定番おつまみである「オリーブ」や「チーズ」も、ロカボな食材です。「ペールオリーブ オリーブ&チーズ」は、種なしのグリーンオリーブとコクのあるホワイトチーズの取り合わせ。

にんにくやバジルがしっかり効いていて、味付けは濃い目。これならワインだけでなくビールのお供にも良さそうです。ホワイトチーズを使っているので、純米酒や微発泡の日本酒に合わせるのも面白いかもしれません。

チーズは「フランス 熟成ブリー」を選びました。ゴーダチーズやパルミジャーノチーズなどもロカボ食品ですが、いろんなお酒に合わせやすそうだなと思ったのがブリーチーズです。

今回は自宅にあったロゼのスパークリングワインに合わせてみましたが、コクのある醇酒タイプの日本酒にも合います。ワインのおつまみというイメージの強いチーズですが、意外にも万能なお酒のアテなんです。クラッカーにのせると糖質が増すので、ロカボ生活中はチーズだけで楽しむほうがいいかもしれませんね。
ミックスナッツはいまや糖質制限に欠かせない存在

糖質制限中のおやつとしてよく挙がるのがミックスナッツです。「成城石井 ロカボナッツ 素焼きミックスナッツ」は、食塩・油不使用のマカダミアナッツ、くるみ、アーモンドをブレンド。1食分ずつの食べきりパックになっており、食べすぎを防げることもあり、ダイエッターに人気です。
使用するナッツは、加工から個包装パックにする工程を9時間以内に素早く行うことで、フレッシュな煎り立ての味わいをキープしています。

糖質制限だからといって、はりきりすぎて、おいしいと思えないものや、同じものばかり食べていては、続けられなくて当然。継続してしっかり結果を出すためにも、「成城石井」の“おいしさにこだわったロカボ”を生活にとり入れてみては?
●DATA
成城石井
http://www.seijoishii.co.jp
●著者プロフィール
今西絢美
「おいしいものナビゲーター」として、調理家電や食に関する記事を執筆。フードツーリズムマイスター、利酒師の資格も持つ。ウェブサービスやアプリのトレンドも絶賛追跡中。コンテンツ制作会社「TEKIKAKU」取締役。