ゲストは、料理研究家のウー・ウェンさん!大和書房より発売されたご著書『ウー・ウェンの迷わない食べ方』を参考に、明日から真似できる健康的な献立の考え方とレシピを教えていただきました。

60代を迎えて提案する「がんばらない食べ方」
60代に入り、「胃腸が一番年をとった」と感じたというウーさん。

若い頃と同じ食事だとしんどくなるのは自然な流れ。
だからこそ、人生後半は頑張らずに体調を整え、健やかに生きるための「迷わない食べ方」を実践されているそうです。

【ウー・ウェン流 1日の献立ルーティン】

1食で完璧を目指さない! 1日3食トータルで「野菜5:タンパク質4:炭水化物1」程度のバランスが取れていればOK。

朝ごはん: ワンパターンでOK(温野菜・ナッツ・卵のプレート)。

昼ごはん: つなぎの食事として控えめに。

夕ごはん: 1日の楽しみに。「肉か魚+季節の野菜一品」をシンプルに。

【朝】いろいろ温野菜とナッツ・卵のワンプレート ~ ときどき「茶卵」~

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忙しい朝はワンプレートで手軽に。カブ、ニンジン、カリフラワー、サツマイモ、山芋などをまとめて蒸して冷蔵庫にストックしておき、朝はお皿に盛るだけ!アボカドやトマトなどの生野菜、ナッツ類を散らし、タンパク質として卵を添えます。時間がある時は「茶卵(ちゃたまご)」を作っておくのがおすすめ!

「茶卵」のレシピ(10個分)
■材料

  • 固ゆで卵 10個
  • 水 3カップ
  • ウーロン茶の茶葉 10g
  • 醤油 1/2カップ
  • 粗塩 小さじ1

作り方

  • 固ゆで卵の殻全体にまんべんなくヒビを入れておく。
  • 鍋に水を沸かし、ウーロン茶の茶葉を入れて煮立たせ、醤油と粗塩を加える。
  • ヒビを入れた卵を殻付きのまま漬け汁に入れ、一晩置いて味を含ませれば完成!
  • スー&宇賀神 「(殻を剥くとヒビの模様に染まっていて綺麗!)ん~っ美味しい!ほんのりお茶の香りがしますね。味付け卵とはまた違って、ほんのりお茶の香りが上品!」「美味しい!お茶の香りがふわっと香りますね!一晩経つとさらに味が染み込むし、ウーロン茶を紅茶に変えても楽しめそう」

    【昼】長芋入り・トマトと卵のスープ & じゃこ入りおむすび

    胃腸も年をとる!人生後半、無理せず元気に生きる"ウー・ウェン流 迷わない食べ方"

    買い出しに行かなくても家にある「トマト」と「卵」で作れる中華の定番スープ。片栗粉ではなく、すりおろした「長芋(山薬=体に良い食材)」で自然なとろみをつけます。

    「長芋入り・トマトと卵のスープ」のレシピ(2人分)
    ■材料

    • トマト 2個
    • 卵 2個
    • すりおろし長芋 100g
    • 水 3カップ
    • 塩 小さじ1/2
    • こしょう 少々
    • ごま油 大さじ1/2

    作り方

  • トマトは乱切り、卵は溶いておく。
  • 鍋に水とトマトを入れて火にかけ、沸騰したら弱火で7~8分煮る。
  • トマトの形が崩れてきたら、すりおろした長芋を加えてとろみをつける。
  • 煮立ったら溶き卵を回し入れ、塩、こしょう、ごま油で味を調えて完成!
  • スー&宇賀神 「ん~!めちゃくちゃ美味しいこれ!!いつもと違う!片栗粉の水溶きだと均一で地平線みたいなとろみだけど、長芋だと粒子が荒いからランダムなとろみがついて口の中がすごく楽しい!ごま油のいい香り!」 「(思わずガブ飲み!)美味しくて止まらないです!口当たりがすごく滑らかですね。すりおろした長芋をスープに入れる発想はなかったです!」

    ペアリングの「じゃこおむすび」は、ちりめんじゃこを黒酢で炒めてご飯に混ぜたもの。酸味が爽やかで食欲をそそる逸品です!

    【夜】肉や魚をシンプルに!「鶏の塩焼き & いんげん炒め」

    1日の終わりの夕食は楽しみにしたいけれど、面倒な工程はスキップ。メインの肉や魚をフライパンでさっと焼き、塩やオイルでシンプルに味付け。旬の野菜を添えるだけで1食のバランスが整います。

    「鶏の塩焼き & いんげん炒め」のレシピ
    ■材料

    • 鶏もも肉 1枚
    • 粗塩・こしょう 適量
    • お好みのハーブ(タイム、ローズマリーなど)
    • いんげん 1袋

    作り方

    • 鶏肉に粗塩とこしょうをまぶし、フォークで穴をあけて1~2時間馴染ませる。
    • フライパンに鶏肉の皮目を下にして入れ、上にハーブをのせて弱めの中火にかける。
    • 脂が出てきたらフタをして弱火で12分焼き、火を止めてフタをしたまま10分置いて余熱で火を通す。
    • 食べやすく切って器に盛り、付け合わせのいんげん(弱めの中火で炒めて塩こしょうを振るだけ)を添える。

    ウー・ウェン先生のからだの知恵
    「お腹を空かせる習慣」が大切!若い頃と違って消化力が落ちてくるため、お腹が空いていないのに時間だからと食べるのは体に負担。「空腹こそが幸福」と感じて、しっかりお腹を空かせてから食べるのが健康の秘訣です。

    素材本来の味を活かしたシンプルで無理のない食事法。皆さんもぜひ明日からの献立に取り入れてみてくださいね!

    胃腸も年をとる!人生後半、無理せず元気に生きる"ウー・ウェン流 迷わない食べ方"
    (TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)
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