TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』は月~金の11:00~13:00生放送。
2019年1月23日の「生活は踊る」は、認知症専門医の長谷川嘉哉さんが初登場!「脳の老化を防ぐための歯の磨き方!」を紹介して頂きました!
【プロフィール】
1966年、名古屋市生まれ。
歯でものを噛むと、ひと噛みごとに脳に大量の血液が送り込まれる。噛めばかむほど刺激で脳が活性化されて元気になり、どんどん若返る。ところが、歯の本数が少なくなれば、脳への血液の量が少なくなり、脳機能の低下につながり、やる気の喪失や、物忘れを引き起こして、やがて認知症とつながる。だから歯を磨いて歯を守ることで、脳の老化は止められます!そこで、「脳の老化を防ぐ歯のケア方法」を紹介!
脳の老化を防ぐ歯のケア方法3分じゃ足りない!まずは5分の歯磨きを習慣に!歯磨きは1日1回以下という方は、まずその1回でしっかりと歯の汚れを落とすテクニックを身につける必要がある。
ただ、歯周病菌や、そのほかの口腔内細菌のかたまりであるプラークを落とすには10~15分必要。とはいえ、10分~15分を習慣にするのは困難。ですので、歯医者さんでは「まず続けて5分間、しっかり磨いて下さい」と指導することが多いそう。1回の歯磨きを5分にする癖をつけて下さい!また1日に2回以上歯磨きする人でも、5分以下ならしっかり磨けていない可能性も。
大事なのは、1日に1回は、徹底して歯の汚れを落とすこと!プラークは食後4~8時間ほどで生成され、そこから24時間ほどで歯石になると言われているので、最低1日1回は5分以上!
面倒くさがりにもおすすめ!「舌回し」歯磨きが1日1回という人は、そもそも洗面台にむかうのが億劫という人が多い。そんな方に覚えていただきたいのが、「舌回し」。これから紹介する舌回しを行うと大量の唾液が分泌される。
唾液は非常に強力な浄化液。歯磨きの回数が数ない人は、舌回しを行い、唾液をたくさん分泌することで、口の中の細菌を減らして、歯を守ることができる。
舌回しの方法
唇を閉じたまま、舌先で「歯の外側と唇の内側の間」を大きくなぞるように、ぐるりと1周させます。
35歳を過ぎると歯周病発症リスクが高くなる。歯ブラシではどんなに丁寧に磨いてもプラークを60%程度しか落とせない。
歯間ブラシの方法
①歯間にブラシを差し入れて、ブラシを2、3回、小さく上下。
②歯間の一番底でブラシを1度、ぐるりと回転させる。
ここがポイント!こうすることで、プラークを絡めとりやすくなる。
③ブラシをまっすぐ引き抜く。
◆1月23日放送分より 番組名:「ジェーン・スー 生活は踊る」
◆http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20190123110000