「分かりやすかった」は、心に届かなかったときの言葉

TBSラジオ「ACTION」(月-金15:30~17:30)。

5月10日(金)のゲストは、「ヤクザと憲法」「人生フルーツ」、最近では「さよならテレビ」など、話題になるドキュメンタリーを世に出し続ける、東海テレビの阿武野勝彦プロデューサー。武田砂鉄さんと、ドキュメンタリーのお話の他、大津の保育園児が巻き込まれた事故の記者会見についてや、メディア論も。

「分かりやすかった」は、心に届かなかったときの言葉

阿武野:今、テレビはどういう位置にあるのかというのは非常に難しいと思っていて。特に地上波のテレビをどう思っているのかと。私も還暦を迎えて、テレビに38年在籍したんですけど、テレビの位置取りはずいぶん変わってきた。これからテレビはどうなっていくべきかということを考えてみる機会として、自分達を取材対象にして、今テレビのニュースの現場はどうなっているの?ということを、自画像というか、裸というか。もう一度、地域の人たちと繋がるきっかけにしたいと思って「さよならテレビ」を撮ったんです。

■逆転する価値観にテレビは追い付けるのか

阿武野:街で取材していて「ちょっと取材中ですので、道をこちらに」と言うと、「何でお前らのためにそんなことをしなきゃいけないんだ」と言われることがあるんですね。またカメラが向いてたら「私が映ってたら使わないでね」と明確に言われたりとか。昔は「いつ放送するの?」だった。重かったものが軽くなって、軽かったものが重くなるというプラスマイナスが真反対に入れ替わる。私たちはそれに付いて行けてるのかと。とりわけ、デスクという作業をしている人たちや、テレビの経営者たちは世の中を分からないまま、テレビは依然として皆の憧れであるように思ってたり、取材されて嬉しいと思ってたりするのは間違いなんだなと思うんですよね。


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