女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」。今朝は、世界中の人たちを楽しませてきた映画監督「スティーブン・スピルバーグ」のお話。


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今日12月18日は、スティーブン・スピルバーグ監督の誕生日です。監督は、1946年、アメリカ・オハイオ州で生まれました。お父さんは電気技師、お母さんはピアニストです。13歳のとき、お父さんに、家族旅行の撮影係を任され、8ミリカメラを手にします。これをきっかけに、映画製作への道を歩みはじめます。

子どものころから、たくさんの映画を観ていて、これが後の仕事に影響を与えていくわけですが、そのなかには日本の作品もありました。

お父さんが連れていってくれたという「ゴジラ」。スピルバーグ監督は、映画のプロモーションで日本を訪れたとき、「ジュラシック・パークはゴジラをもとに作ったんだ」と語っていたそうです。

さて、スピルバーグ監督といえば、その遊び心も有名です。有名な映画のセリフを、自分の作品にちょっぴり混ぜたり、自分の過去の作品に関係するものを、さりげなーく背景に忍ばせたり。

たとえば・・・『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』では、未来の街にある映画館に「ジョーズ」っぽい看板が。よく見ると、上映中の映画は、「19作目のジョーズ 」、その監督はマックス・スピルバーグとなっています。

マックスは、スピルバーグ監督の息子さんです。

また、有名人がちらっとゲスト出演することを映画用語で「カメオ出演」と言いますが、スピルバーグ監督は、この「カメオ出演」もよくしています。自身の作品「インディジョーンズ/魔宮の伝説」、ここでは空港のシーンにちらっと登場。他の監督の作品では、「宇宙人ポール」に、本人役で登場。声だけの出演ではありますが、主人公の宇宙人とちゃんと会話をしています。こうしたお遊びにも、監督の映画愛があふれているように思います。

「映画が大好き!」というピュアな気持ちは、お父さんと一緒に映画館に行った、少年時代と変わっていないのかもしれません。

◆12月18日放送分より 番組名:「檀れい 今日の1ページ」
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