
ライムスター宇多丸がお送りする、カルチャーキュレーション番組、TBSラジオ「アフター6ジャンクション」。月~金曜18時より3時間の生放送。
『アフター6ジャンクション』の看板コーナー「週刊映画時評ムービーウォッチメン」。ライムスター宇多丸が毎週ランダムに決まった映画を自腹で鑑賞し、生放送で評論します。
今週評論した映画は『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』(2020年11月13日公開)です。
宇多丸:
さあ、ここからは私、宇多丸が、ランダムに決まった最新映画を自腹で鑑賞し評論する、週刊映画時評ムービーウォッチメン。今週扱うのは、 11月13日に公開されたこの作品、『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』。
(曲が流れる)
『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』などのスタジオライカが手がけたストップモーションアニメーション。ヴィクトリア朝時代のロンドン。未確認生物発見に執念を燃やす探検家ライオネル卿のもとに、伝説の存在ビッグフットの居場所が書いてある手紙が届く。人類と類人猿とを繋ぐ『ミッシング・リンク』であるビッグフットを見つけるべく、ライオネル卿は冒険の旅に出る……声の出演はヒュー・ジャックマンをはじめ、『ハングオーバー!』のザック・ガリフィアナキスやゾーイ・サルダナ、エマ・トンプソンらという豪華キャストが集結です。
監督は、『パラノーマン ブライス・ホローの謎』を手掛けたクリス・バトラー。第77回ゴールデングローブ賞で最優秀長編アニメーション映画賞を受賞しました。これはストップモーションアニメーションとしては史上初、ということで、快挙となっております。