毎週土曜夜10時より、TBSラジオで放送中の「TALK ABOUT」。22時台後半は・・・

モデル・YouTuberのねおちゃんのコーナー【ねお TALK ABOUT】

八戸工業大学 感性デザイン学部の先生にねおがインタビュー! ...の画像はこちら >>

しゃきーん!!
今月の「ねお TALK ABOUT」は、引き続き “独自の勉強ができる大学の学部” を紹介中! 「この先の進路どうしよう…?」と迷っているコにも、ぜひ聴いてほしい情報が満載です! そして今回、ねおがお話を聞くのは八戸工業大学 感性デザイン学部。
“感性デザイン”ってどういうことなのか? ねおと一緒に学んでいきましょう!

「なんでかっこいいんだろう?」心が動く仕組みを勉強できる【感性デザイン学部】

今回は、八戸工業大学 感性デザイン学部の皆川俊平先生に詳しくお話伺いました!

ねお:「感性デザイン学部」というのは初耳なんですけど、なんですかねこの学部は…?

皆川:「感性デザイン学部」というと、人が「かっこいいな」とか「おもしろいな」とか「きれいだな」っていうふうに普段思うことってあるんですけど、そういうのって結構感覚的に思っていると思うんですよ。そういった「なんでかっこいいんだろう?」とか「なんでおもしろいんだろう?」っていうような、心が動く仕組みを勉強して、ものづくりとか実際のデザインとかサービスに活かしていく。そんな勉強をしている学部です。

ねお:なるほど。心の反応を形にしていこうっていうのが、感性デザイン学部ということで。おもしろいですね、めちゃめちゃ。

考えたことないかもしれない…。ちなみに、勉強法っていうのはどうやってするんですかね?

皆川:実際に自分がイメージした、思い描いたデザインを実際に作って、いろんな人に見てもらって、それで勉強していくっていうことです。例えば、八戸の街の中で展覧会をやってみたりして、来てもらった人に実際その作品はどう思うか? というような、アンケートというか反応を見るんですね。で、「いいね」とか「かっこいいね」とか、自分が思った通りに伝わったことは活かしていって、相手の心に響かなかった部分っていうのは修正して、「次はこういうふうにしてみたらどうなんだろう?」っていうふうに試行錯誤して次に活かすっていう。最終的にはどう表現して見せるとこういうふうに思ってもらえるんだなってっていうのを学ぶってことです。

ねお:(拍手)素敵!! じゃあ、その他はどういう勉強があるんですかね?

八戸工業大学 感性デザイン学部の先生にねおがインタビュー! 美術大学や専門学校との違いとは?

皆川:一般的なデザインと近い部分もあるので、普通に美術史であったりとか、デザインの歴史ですね。
そういったものを机に座ってちゃんと勉強するっていうこともあります。

ねお:授業では、どういうものをデザインする感じですか?

皆川:例えば、駅のホームで電車待っている時って、みなさん何してるんだろう? って思うんですけど…。だいたい、スマホみちゃいますよね?

ねお:はい。

皆川:でも、例えば駅のデザインがもっとゲームみたいに楽しかったら、スマホを見なくても楽しいなって思えるんじゃないかなと思うんですね。

ねお:確かに…!

皆川:ということで、授業では「どうやったら駅をおもしろくできますか?」っていうような課題を出すんですよ。

ねお:すごい! 簡単そうに見えて難しいですよね。

人によって全然違うと思うので。

皆川:そうですね。まずはアイデアシートを書いてスケッチをしたり、スケッチを集めてそれを見せてディスカッションして、みんなで最後は「こういった駅だとおもしろいよね!」っていうような模型を作ってみたりとか。

ねお:すごいな。じゃあ、学年別で一緒にみんなで作ったりとか、プロジェクトとして発展していくみたいな感じですか?

皆川:そうですね。最初はそれでアイデア考えたものを、次の学年になったら実際にそれを実行して、試していこうっていうような感じですね。

ねお:なるほど!

「工業大学」だからこその、出会いやコラボも!

ねお:デザインが学べる他の大学や専門学校とは違う、八戸工業大学 感性デザイン学部の自慢とかあったらぜひ教えてください!

皆川:大学としての自慢は、「工業大学であること」だなと思います。例えば、ロボット工学とかプログラミングだったりとか。

ねお:そうか、工業大学だから! なるほど!

皆川:そうですね。「THE 工業大学」みたいなものですよね。そういった勉強をしているコもいるので。デザインっていうとどうしても美術大学に行こうって思う人が多いと思うんですけど、例えば大学の学食でデザインの学生の隣でランチをしている学生が、ロボットの話とか自動車の話をしているんですよ。

ねお:そうか。他の学部のコとコラボしたりとかして、一緒に何か作るっていうこともあったりするんですか?

皆川:そうですね。例えば、デザインの部分と工学の部分をクロスさせて、地元の建物とかそういった部分を新しく建てるのではなく、古いものをちょっと手を加えて再生させていこうっていう。そういったことも結構他の大学に比べるとすごくやりやすいというか。よりダイナミックなことができるのではと思います。

ねお:めちゃめちゃいろんな刺激がありそうですね。

いろんなコから情報を得て、それをプラスにしたりとか。すごい!

さらに、皆川先生が「ここだけの話、今のところ就職実績は100%!」という、感性デザイン学部の卒業生の進路も気になるところ。みんながいつも見ている「あの部分」でも、この学部の卒業生が携わっているかも!?

八戸工業大学 感性デザイン学部の先生にねおがインタビュー! 美術大学や専門学校との違いとは?

◆2月20日放送分より 番組名:「TALK ABOUT」
◆http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20210220220000