
(c)Shio Narumi

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また、島の石、貝殻など何か持ち帰ると悪いことが起こるという噂もあります。神のものだからでしょうか。体調不良になったとか、事故にあったとか。返却するとよくなるという。同様の噂はオーストラリアのウルル(エアーズロック)にもありますね。

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逆に島を訪れると結婚など人生に幸運が訪れるという話もあり、筆者に島をすすめてくれた先輩の知人は子宝に恵まれたと言うことでした。

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そんな聖なる島で、筆者はサイクリング中に蛇を轢いてしまったことがあります。蛇は生きていましたが、島で農作業中のおばあさんにアドバイスを求めました。そんなこと全く問題でも何でもないといった反応で拍子抜けしました。
クボー御嶽でアゲハチョウに出会ったことになんとなく神秘を感じたくらいで、不思議なことは起きませんでした。ちなみに斎場御嶽でカメラのシャッターがどうしてもおりなくなった、ということはありました。

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久高島の魅力

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霊感のない筆者ですが、久高島は3回訪れています。魅力は、何にもないところ。商業施設にあたるのは、お土産の販売がある小さな船の待合所、食事処、レンタル自転車屋さん、宿泊施設くらいでしょうか。

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おばあさんのやっている民宿では、夜おじいさんがやってきて三線をひいてくれたのがあたたかい出来事でした。
島で燻されたうみへびのイラブー汁も元気になるとのこと。意外とあっさり食べられます。
日帰りでも、自転車で島をめぐるのがなんとも気持ちよい時間です。夏休みの子供のような気分で過ごす、心から洗われるような特別な時間が待っています。

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[A Photo by shutterstock.com]