2018年に、成田からフィジーへの直行便が就航したフィジーエアウェイズ。南半球に浮かぶ楽園の島、フィジーにダイレクトにアクセスできるのはかなり魅力的。
フィジーエアウェイズの機内食やサービスについてレポートします。
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フィジーエアウェイズでフィジーへ出発
寝て起きたら楽園フィジーに到着!フィジーエアウェイズ搭乗ルポ


フィジーエアウェイズのチェックインカウンターは第2ターミナル、Dカウンターにあります。ただし、シンガポール航空とのコードシェア便は第1ターミナル南ウイングを使用するとのことなので、搭乗する際は事前に確認してくださいね。

寝て起きたら楽園フィジーに到着!フィジーエアウェイズ搭乗ルポ


フィジーエアウェイズの成田-ナンディ線は週2便、火曜日と金曜日の運航です。2020年7月からの3ヶ月間は、1便増便となり日曜日の運航もスタートするそう。機材はエアバス。
座席は、窓側から2席、4席、2席の配列です。

フィジーエアウェイズのエコノミークラス
寝て起きたら楽園フィジーに到着!フィジーエアウェイズ搭乗ルポ


フィジーエアウェイズのエコノミークラスの座席。座席には枕とブランケットが置いてあります。どちらも柄が可愛いのが印象的。ブランケットはピンク色です。

寝て起きたら楽園フィジーに到着!フィジーエアウェイズ搭乗ルポ


座席のモニターで、言語を選択できます。
機内エンターテイメントである映画は、邦画もあるのが嬉しい。洋画には日本語字幕はありません。映画以外にもゲームも楽しめます。モニター横にはUSBの差込口があるので、ここでスマホなどのガジェット系の充電も可能。座席のモニターやUSBの差込口などは、機材によっても異なるので、対応していない機材もあります(2019年11月現在)。

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座席の右下にはコンセントの差込口があります。
座席に座ってしまうと、気づきにくい場所にあるのですが、これがあるのとないのとでは大違い。長旅なので、コンセントがあるのは何かと助かります。

寝て起きたら楽園フィジーに到着!フィジーエアウェイズ搭乗ルポ

座席のシートポケット。2重になっていてゆとりもあるので、物が入れやすいです。飛行中、すぐに物が取り出せるシートポケットに私物を入れることが多いため、ゆとりのある作りになっているとありがたい。

成田空港からは21:25発、翌朝9:55ナンディ国際空港着で、フライトタイムは8時間30分(2020年1月14日以降はナンディ国際空港着8:55になります)。
夜に日本を出て、機内で寝ていたら翌朝フィジーに到着というタイムスケジュールなので、時間を無駄にすることなく現地で過ごすことができますよ。

気になる機内食は?成田空港発エコノミークラス
成田空港出発後、約1時間後に機内食が出ます。チキンとベジタブルのどちらかを選びます。フィジーにはインド系の方が全体の38%程度いるので、ベジタリアンのメニューを用意しているのでしょう。

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筆者はチキンを選択。メインの食事以外はチョコパイ、クラッカー、写真には写っていませんがチーズ。
ドリンクは温かい飲み物と、冷たい飲み物の両方提供されます。ソフトドリンクの他に、ワインやビールも楽しめます。フィジーのビールは「FIJI BITTER」と「FIJI GOLD」の2種類が楽しめるので、ひと足先にフィジーの気分を味わうのも良さそう。

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到着の約2時間前ごろには朝食が出ます。朝食は卵料理でした。マフィンとヨーグルトがついています。


ナンディ国際空港発エコノミークラスの機内食
フィジーのナンディ国際空港から、成田空港への帰国便は、現地時間14:15発、19:30着(2020年1月14日よりナンディ国際空港発13:15になります)、フライトタイムは9時間15分ほどです。

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離陸後、約1時間後に出る機内食。チキンかベジタブルを選びます。筆者はこちらもチキンを選択。パンとバター、フルーツがついてきました。

寝て起きたら楽園フィジーに到着!フィジーエアウェイズ搭乗ルポ


こちらは、到着約2時間前に出る機内食。カレー風味のチキンとライス。TYMOというチョコレートビスケットと、チーズ、クラッカーがついてきます。帰国便ではお腹がすいていたので、機内食2食ともあっという間に食べてしまいました。

暖かい飲み物は、キャビンクルーが「グリーンティー」と言いながら入れてくれますが、日本人が思い浮かべる「緑茶」ではないですね。厳密には麦茶のようなお茶です。

フィジーエアウェイズのキャビンクルーは、意外に男性が多いことに驚きました。キャビンクルーは基本的に全員フィジアン(フィジー人)。ただし、日本人の機内通訳が1名乗務しています。キャビンクルーではないため、機内食の提供や緊急時の誘導などは行いませんが、日本語で何かを尋ねたいときには心強い存在です。日本人の機内通訳が、機内アナウンスも日本語でしてくれるので、英語が得意でない方も不自由を感じることがありません。

尾翼やブランケットのデザインが素敵なフィジーエアウェイズ
寝て起きたら楽園フィジーに到着!フィジーエアウェイズ搭乗ルポ


フィジーエアウェイズの飛行機は、尾翼のデザインが素敵。ブランケットなんかもそうですが、「タパ柄」と呼ばれる柄です。女性はきっとこの柄が好きなのでは。フィジーエアウェイズに搭乗した際には、ぜひチェックしてみてください。

取材協力:フィジーエアウェイズ

[All Photos by Chika]