クラウドファンディングで目標の10,000%以上も獲得
小指ほどのサイズのスマート翻訳機「ZERO」
クラウドファンディングサイト「Makuake」で、スマホに挿すだけの小型翻訳機のプロジェクトが、開始18分で目標を達成し、現在は目標金額の10,000%以上(2020年6月12日時点)の資金を集めて話題になっています。
この世界最小規模多機能スマート翻訳機「ZERO」は、小指サイズのスピーカーのような機械をスマホに挿すだけで、なんと93言語の翻訳が可能になるというもの。充電もボタンも不要で、録音やテキスト化ができるので、翻訳だけでなく、旅行での会話を記録したりもできるのです。
実際に「ZERO」の機能を試してみた
まだ海外へ行くことはできないので、この「ZERO」の機能を確かめるため、都内のチュニジア料理店「ハンニバル」へお邪魔して、店主のモンデールさんとアラビア語で会話をしてみることにしました。
ハンニバルのモンデールさんとアラビア語で会話
まず「ZERO」をスマホに差し込み、専用のアプリをダウンロードします。「Translation Mode」を開き、自分の言語(日本語)と相手の言語(アラビア語)を設定。
翻訳モードの画面はこんなイメージ。話す人のほうに向いた文字が表示されます
話す角度や距離によって誤変換もありましたが、近づいてはっきりと話すとかなり正確に言葉を認識して訳してくれるようです。相手に音声と文字の両方で伝えられるので、よりコミュニケーションも取りやすいと思います。
旅行以外でも使える便利な機能
4つの機能が使えて便利
「ZERO」は翻訳以外にも複数の機能やサービスが一つになった多機能デバイス。
世界93言語に対応
充電の必要がなく、コンパクトなサイズなので、旅行に持っていくのに便利なのはもちろんですが、会議の記録など仕事でも使ったり、語学学習に活用したり、旅行以外でも、さまざまな場面で活躍しそうなのも魅力。早く実際の海外旅行で使ってみるのが楽しみです。
製品名:スマート翻訳機「ZERO」
内容物:ZERO翻訳機、磁気収納カード、取扱説明書
価格:7,980円
一般発売日:2020年7月30日(予定)
※支援者全員にZERO翻訳機お届け完了後の発売となります。
販売方法:Makuake
公式サイトhttps://timekettle.jp
多国籍タウン・大久保のチュニジア料理店「ハンニバル」
取材に協力してくれた「ハンニバル」は多国籍タウン・大久保にあるチュニジア料理店。おすすめ料理は右から時計回りに、ツナとポテト、半熟卵がパリパリの皮に包まれたチュニジア風春巻き「ブリック」(700円)、ひよこ豆のペースト「フムス」(980円)、パン(300円)と唐辛子のペースト「ハリッサ」(持ち帰り500円)です。
※店内での飲食、テイクアウトともに電話で要予約
取材協力:ハンニバル
住所:東京都新宿区百人町1-19-2 大久保ユニオンビル1F
電話:03-6304-0930
営業時間:17:00~22:00、土日12:00~22:00
年中無休(不定休あり)
http://hannibal.jp