
超ローカルな東門市場にある江記東門豆花

台北の中心部にある東門市場は、食料品、衣料品、雑貨などなど、さまざまなものを売る地元密着型の市場。朝の7時からお昼過ぎまで、ローカルな雰囲気で盛り上がります。
その一角にあるのが豆花の専門店「江記東門豆花」です。午後2時頃に行ってみると、狭い通路が入り組んでいる市場の中は、もう閉まっている店も多く、なんとなく仄暗くて静かです。その一角に、赤い提灯に「手工豆花」(手作りの豆花)と書かれたお店の灯りがありました。

お店の間口は、ほんの2メートルほど。手前のカウンターに豆花が準備されていて、テイクアウトしていく人たちが次々とやってきます。奥にはテーブルがあって、ここでゆっくり食べていくこともできます。

メニューは、温かい豆花と冷たい豆花と冷たい豆乳のみ。テイクアウト用にはカップを使いますが、イートインならかわいい器に入れてくれます。

温かい豆花をいただきました。甘すぎないシロップに、ふんわりと固まった豆花が入っていて、茹でたピーナッツが浮かんでいます。絹ごし豆腐よりも、もっともっと柔らかくてふんわり。これはやっぱりスイーツです。口の中でとろけていきます。ピーナッツの香りがフレッシュで、味のアクセントになっています。