これまでのあらすじ>>>【私のオーストラリア物語】
家なき子に救いの手

前回お話しした通り、シェアハウス探しで痛い目に遭った筆者。失意のどん底にいると、見かねた友人が救いの手を差し伸べてくれました。シェアメイトが一時帰国する一ヶ月半の間、部屋を貸してくれると言うのです。
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それも筆者が希望していたシティの一人部屋。更にジム・プール・ジャグジー付きの高級リゾートアパートメント。気になるお家賃ですが、なんと言い値でOKとのこと。本来ならば週240ドル(約20,000円)するところを、120ドル(約10,000円)で借りる事ができました。
シェアメイトはパーフェクトヒューマン

こうして始まった人生初のシェアハウス生活。一緒に暮らすのはシェラトンを始め一流ホテルで働きつつ、大学を主席で卒業するほど優秀な人物。
慣れない授業に四苦八苦する筆者を気にかけ、家庭教師を買って出てくれただけでなく、毎日料理まで作ってくれたのです。食費を最低限に抑えつつも、栄養バランスのとれたおいしい手作りごはん。学校に持って行くお弁当まで用意してくれるという……、なんとも至れり尽くせり。