
同地は紅茶の産地としてだけでなく、インド国内でも有数の避暑地になっていて、インド旅行ではぜひとも訪れたいスポットの1つ。世界中から観光客も集まっています。
そこで今回はDarjeeling district centreの情報を参考に、長期滞在した経験を持つ筆者が同地の魅力をまとめたいと思います。
ダージリンは標高2,100mにある英国風の避暑地

(C) Flickr/Jayanta Debnath
そもそもダージリンとはインドの北東部、ブータンとネパールとバングラディッシュに囲まれた山間にあります。周辺は国境が入り組んでいますので、自動車で周辺の茶園を走り回ると、短時間でネパールのイラム方面へトリップできてしまうエリア。
晴れた日にはホテルや町の高台から、雪に覆われたカンチェンジェンガ山(世界で3番目に高い8,586mの山)が一望できます。ダージリンの町そのものも標高2,100m以上のエリアにありますので夏でも涼しく、冒頭でも記したようにインド有数の避暑地として多くの人を集めています。ちなみに富士山は3,776m。

また、ダージリンは霧の町と呼ばれるくらい、霧深い幻想的な都市でもあります。山の斜面には英国の植民地時代をしのばせる英国風の建物がしがみつくように密集しており、その町全体を分厚い霧が覆っています。