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コロナウイルスの影響が拡大するなか、世界の金融市場が大混乱しています。そのあおりを受けて民間企業の業績も悪化の一途をたどっていて大混乱の真っただ中。そして、務めていた会社が倒産したり、無給で自宅待機を命じられたり、給料やボーナスがカットされたりと、庶民にとってもフトコロが厳しい状況が続きそうです。
そんな状況に置かれてみると、やはり「蓄え」の大切さが身に沁みます。とはいえ、銀行預金は微々たるものだから、コツコツと貯めても心許ないのは変わらない。そうお考えの人なら「つみたてNISA」を検討してみるのがオススメ。普通の株式投資や仮想通貨よりも低リスクなので、投資初心者でも手を出しやすいんです。
そこで今回は「つみたてNISA」についてリサーチ。まず最初は「つみたてNISAを始めるにあたっての準備編」を、次回は「つみたてNISAの利用方法」という二部構成でお届けしたいと思います。
まず、今回は「NISA(少額投資非課税制度)」について押さえましょう。同制度は「毎年一定金額の範囲内で、購入した金融商品の運用益が非課税になる」という制度です。従来の投資では運用益に対して「20.315%」の税金がかかっていましたが、NISAで購入した分は税金が発生しません。もっと具体的に言うと以下のようなイメージです。
[株式や投資信託で100万円儲かった場合]
・一般的な投資の場合…税金は「20万3150円」