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名古屋市で無許可でメイド喫茶を経営したという事で愛知県警なかむら署は山口組系幹部を逮捕。逮捕されたヤクザは暴力団である事を隠し、クレジットカードの端末から詐取したとして逮捕されていたので再逮捕という事になります。
名古屋は東京、大阪と並ぶ大都会。メイド喫茶をはじめガールズバー、キャバクラなど多数存在する街です。
ところでメイド喫茶と言えば、秋葉原を思い出す人が多いでしょう。報道では「メイド喫茶がヤクザの資金源に」となっていました。確かに名古屋のケースだとヤクザ直営ですから、そのまま山口組にお客の払った金は入る事になります。
では、例えば秋葉原ならどうなのでしょう。現役指定暴力団幹部A氏に聞いてみました。
――名古屋の件、聞きました?
「ああ、メイド喫茶で捕まったってやつですね」
――Aさんのシマでもメイド喫茶とかあった場合、Aさんの組織に話を通しておかなければいけないんですか?
「自分がいる、ここのシマは人数が少ないですからね、すぐ誰が何かやったかわかりますから。まあ面倒見みたいな事はやらないでしょうね」
――あ、やらないですか。
「何にもしないで金が入ってくるなら別ですけどね」
――秋葉原ってシマになっているじゃないですか。
「ああ、あそこは多分BとかC(組織名)になるんじゃないですか」
――もしメイド喫茶やります、みたいな話が来ればどうします?
「タイミングでしょうね。女の子と店をやる人間がいれば」