配車サービス大手のLyft、車椅子利用者への特別車による乗車サービスを開始

配車サービス大手のLyft、車椅子利用者への特別車による乗車サービスを開始
配車サービス大手のLyftは、車椅子利用者への特別車による乗車サービスを、米ロサンゼルスとサンフランシスコで開始すると発表した。

車両は特別仕様のトヨタSienaを使い、専門の訓練を受けたドライバーを配置する。

アプリで乗車リクエスト

配車サービス大手のLyft、車椅子利用者への特別車による乗車サービスを開始
Lyftが提供するWAV(Wheelchair accessible vehicle=車椅子対応車両)サービスは車椅子ごと乗れるライドで、健常者が乗車したいときにいつでもアプリで車を呼び出せるように、車椅子に対応する車の配車をアプリで依頼できる。

利用するにはアプリをダウンロードし、メニューボタンから設定に行き、「Access Mode」をオンにする。

・料金は通常サービスと同じ

このサービスで使用するバンのSienaには、車椅子が乗り降りするためのスロープ板が備わっている。そして訓練を受け、交通システム専門のFirst Transitから認証を受けたドライバーが乗降などをサポートする。

専門車両を使い、しかもサポートしてもらうとそのぶん料金に跳ね返るのでは、と思う人もいるかもしれないが、料金は通常のライドと同じとのこと。車椅子利用者、そしてその家族にとって行動範囲が広がる嬉しいサービスだ。

車椅子ごと乗れる車両を個人で所有するとなると、金銭的な問題はもちろん、周りのサポートも必要になる。公共のサービスもあるにはあるが、使い勝手という点では車椅子利用者のニーズを満たしているとは言い難い。

Lyftのこのサービスは、金銭面でもユーザビリティの面でも、車椅子利用者が自由に行動できる社会に貢献しているといえるだろう。

対象エリア拡大なども含め、今後に期待したい。

Lyft

(文・Mizoguchi)

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