走行中の電気自動車にワイヤレス給電! 新しいインフラシステムの実現をめざす大学発ベンチャーの挑戦
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カーボンニュートラルが注目されるなか、EV(電気自動車)や電動キックボードといった電動モビリティへ高い関心が寄せられています。

従来のガソリン駆動の乗り物とは異なり、電気で動くこれらのモビリティには「充電」が欠かせません。現状では有線で行われるケースがほとんどですが、それをワイヤレスで実現するために挑戦している企業があります。

豊橋技術科学大学発のベンチャー企業として、ワイヤレス電力伝送技術の社会実装をめざす株式会社パワーウェーブ代表の阿部晋士氏に話を伺いました。

「走行中給電」の実現をめざし会社を設立

——大学発のベンチャーとのことですが、設立の経緯などを教えてください。

阿部:私はもともと、大学の研究室でワイヤレス給電技術を使った走行中給電について研究開発に取り組んでいました。

そのまま教員になって研究を続け、企業との共同開発などにも取り組んできましたが、技術を社会実装していくためには大学としてだけでなく法人の立場としても推し進めていきたいと考え、昨年会社を設立しました。

会社としてはまだ2年目ですが、研究開発自体は10年以上続けており、そのなかでいろいろな取り組みも行っています。たとえば、2016年3月に大学構内に道路を作り、その上をバッテリーレスの車が走るワイヤレス走行中給電の実証実験を行っています。

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——モビリティ業界全般として、ワイヤレス給電の技術は現在どのような段階にあるのでしょうか?


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