バルミューダが初のスマホとして発売した「BALMUDA Phone」に、ソフトウェアの大幅なアップデートがかかります。新バージョンは「1.2」で、スペックに表れない使い勝手や見た目を大きく改善しているのが特徴。
OS自体はAndroid 11のままですが、こちらも夏にはアップデートがかかる予定です。
バージョン1.2を導入し、体験価値を向上させるBALMUDA Phone
システムフォントを刷新、可読性を高める
見た目で分かる大きなアップデートが、システムフォントの刷新です。
元々、BALMUDA PhoneにはAndroid標準である「Noto Sans」と呼ばれるフォントが採用されていましたが、新バージョンからは、「AXIS Balmuda」が追加され、これが標準になります。システムフォントとして採用されるため、ブラウザ閲覧時の文章はもちろんのこと、特別な指定をしていないアプリ内の文字や、設定などのメニューにもこれが適用されます。

フォントを刷新し、新たにAXIS Balmudaを開発した
新旧のフォントを比較すると、AXIS Balmudaはやや書体自体が細くなり、スッキリとした印象を受けます。小さな文字や、画数の多い漢字などの可読性が上がる点は、コンパクトモデルとして開発されたBALMUDA Phoneに向いたフォントと言えるかもしれません。デザインやたたずまいといった部分を重視している端末だからこそ、フォントに対してこだわる姿勢は評価できます。