アメリカに本社を置く日本法人リアルネットワークスが開発する「SAFR」は、ディープラーニングにより膨大な数の顔データを学習した世界最高水準のAIを搭載した、高精度・高速の顔認識ソフトウェア。

99.87%という認識精度を誇る同ソフトは、一般企業、軍、警察などさまざまな企業・機関で導入されており、2021年10月には厚生労働省のマイナ保険証読取り機にも採用された。

そんなSAFRが搭載された、AI顔認証内蔵ドーム型カメラ「SAFR SCAN SFR-SC800」(以下、SFR-SC800)が登場。11月2日より、日本国内での販売が始まった。

顔認識処理を単独で実現するカメラ「SFR-SC800」

“マイナ保険証読取り機”にも採用されたAI顔認証「SAFR」...の画像はこちら >>
SFR-SC800は、顔認証用のAIプロセッサと4Kカメラを搭載した、AI顔認証内蔵ドーム型カメラ。顔認識処理を単独で実現し、顔認証ソフトウェアとカメラを別々で用意する必要がないため、コスト削減が見込める。

また同製品は、管理用サーバーとの通信が行えない場合はデバイス内に顔認識ログを蓄積し、通信回復後に管理サーバーに送信するため、通信障害によって顔認識ログが失われるといった心配も不要。

経済安全保障の観点から米国のNDAA(米国国防権限法)に適合し、安全上懸念のある半導体を一切使用していない。またカナダのビデオ管理システムメーカーであるGenetec社、デンマークのMilestone Systems社の製品とプラグインで連携が可能だ。

個人を特定せずに顔認証できる「SAFR」

SFR-SC800に搭載されるSAFRは、マスクを着用した顔に対しても98.90%の高い認識精度を発揮するAI顔認証ソフトウェア。最近は、ソフトウェア単体で写真や動画によるなりすましを防ぐ“生体検知機能”を搭載するといったように、世の中のニーズに応えて進化を続けている。

SAFRでは個人を特定できるデータではなく、数値化された顔の特徴点データのみを保持しており、そのデータから顔画像を復元することはできない。また、すべての画像と顔データは暗号化されている。

さらに、顔データがインターネット上で転送されないことを保証するオンプレミスモデルや、保持の期間や方法を制御できる柔軟な機能を用意。プライバシーを保護しながら顔認証を実行したい企業・機関には最適だろう。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000046740.html

(文・Haruka Isobe)