歌手、和田アキ子の元マネージャーが昨年9月にプロボクサーとなっていたことが分かった。彼はテレビ番組で和田アキ子からシャドーボクシングで脅かされた過去を明かしその凄さを語った。


和田アキ子は“芸能界のご意見番”とか古くは“ゴッドねぇちゃん”と呼ばれるように、その性格は男勝りで歯に衣着せぬ物言いだけでなく手が出ることもある。関係者の証言では過去にその洗礼を受けたマネージャーも少なくないようだ。

10月10日の「アッコにおまかせ!」では2年前にホリプロを退社した元マネージャーが紹介された。その人、佐藤宗史(むねひと)さん29歳は和田アキ子のマネージャーを1年4か月務めており、その際に彼女からシャドーボクシングを披露されたという。スタジオで芸人がやられるところを見たことがあるが、顔面すれすれのジャブを打たれるものだ。
彼は退社後ボクシングの道を目指して昨年9月にプロデビューしており「プロボクシング東日本新人王トーナメントS・フライ級」で決勝進出まで進んだのである。
この事実は和田アキ子も知らなかったようで驚きを隠せなかったのだが、次の彼の証言を聞いて苦笑してしまった。
プロボクサーになった佐藤さんが「これまで戦った相手でアッコさん以上の威圧感を感じた相手はいません」と証言したのだ。周囲の者は彼はそれで度胸がついてプロでも勝ち進んだのではと納得していた。

和田アキ子のパンチを実際に喰らったことがある芸人は数知れないがそのひとり、カンニング竹山によると「パンチに無駄がない。エレベーターの中で3発ジャブされたがすべて急所を的確に打たれた」というからかなり実践的だ。どうやら和田アキ子のパンチでマネージャーも芸人も精神的に鍛えられているようである。

(TechinsightJapan編集部 真紀和泉