クリケット界の異端児ハーシャル・ギブス(Herschelle Gibbs)選手が暴露本『To the Point』を書いた。これが問題となっているのは、ギブス選手だけでなく現役選手の破廉恥な出来事まで赤裸々に綴られているからだ。
例えばある章では、オーストラリアでの遠征の際に『ベッドが2つ、選手が2人、女性が3人。1人の女性は乗り気じゃなかったが、選手にとってはそれ(ベッドに裸で横たわっているだけ)で充分だった。』や、オーストラリア女子高生との乱交パーティなどが書かれている。また、ギブスは自他共に認めるプレイボーイなのだが、その理由を「口が達者なこと」と「社交性」など、なんと箇条書きで書き出してもいるそうだ。
女性関係だけでなく、自身のアルコール問題、ドラッグ問題、離婚経験についても触れている。離婚問題については「酒を飲むと暴力的な喧嘩になった。彼女の髪をむしりとったこともある。」と述べ、また、「アルコール依存症のリハビリや離婚といったことは、プロのスポーツマンにとっては充分に論議をかもしだす内容だが、自分にとってはほんの序曲にしか過ぎない。」と