人気グループSMAPのテレビ番組にAKB48板野友美高橋みなみが出演した。SMAPに質問するという番組の企画で彼女達が尋ねたのが禁断の『木村、中居不仲説』に関するものだったのだ。


12月19日に生放送された『さんま&SMAP!美女と野獣クリスマス・禁断の質問SP』は例年この時期の名物番組となっている。しかし、今年はかつてないほどの波乱が起きたのだ。
出演者がマツコ・デラックス、戦場カメラマン渡部陽一、楽しんご具志堅用高といった今年ブレイクしたタレント、芸人が顔をそろえた。その彼らが宮迫博之有吉弘行サバンナなどの人気芸人を食ってしまうほど番組を盛り上げてくれたのだ。
マツコがいきなりSMAPとさんまへの禁断の質問「波動砲はどなたが一番大きいのかしら?」とシモネタで迫った。番組のルールでどのような質問にも答えねばならず、しばしその話題をSMAPが語るという展開となった。
さらに楽しんごが「ボクにキスさせてくれる人は?」という質問でついにSMAPが壊れた。香取慎吾草なぎ剛と楽しんごが唇の端っこにキスしたのだ。観客席からも明るい悲鳴が聞こえた。するとその間に稲垣吾郎がマツコ・デラックスにキスしていたのだ。
その後も稲垣は「ゴースト/ニューヨークの幻」のテーマ「アンチェインド・メロディー」が流れるとマツコや明石家さんま、具志堅用高などなりふり構わずキスしたのである。

かつてないお祭り騒ぎとなった同番組だが最後の質問者により、空気が一変したのである。
質問台に立ったのはAKB48の板野友美と高橋みなみだった。まず高橋がなんの躊躇も無く「木村さんと中居さんがLIVEで凄く仲が良さそうでしたが、いつから仲良くなったんですか?」と聞いたから大変だった。
SMAPの都市伝説とも言われる『木村拓哉中居正広の不仲説』をテレビ番組で公然と聞いたのは、おそらく彼女が初めてだろう。当の中居正広と木村拓哉は苦笑するだけだったが、他のメンバーの顔つきが明らかに変わっていたのだ。ひな壇の芸人達も「おかしい! おかしいよ!?」と質問したAKB48の2人を責めた。
香取慎吾が立ち上がって「いつから仲が悪いと思い出したの?」と真顔でAKB48を問いつめると今度は板野が「もう、ものごころついた頃からそういう噂があった」と答えたのだ。
「おかしい、おかしいよ」を繰り返してばかりのSMAPに明石家さんまが「SMAPのみんな目がおかしいで」と突っ込んだ。全員、視点が定まらず目が泳いでいたのだ。

やがてAKB48の2人が「仲が良い証拠に」と、SMAPのLIVEで木村と中居が背中を合わせて歌ったというシーンを再現して欲しいと要望したのだ。ところがこれも木村、中居の2人がなかなか動こうとせず微妙な空気となった。
しかし、結局は番組ラストのSMAPによる楽曲メドレーの1曲「夜空ノムコウ」の際に2人が背中を合わせて歌って答えとした。ただ、その時の木村拓哉は空を見つめて一心に歌う一方で中居正広は不敵な笑みを見せてオチャラけた。

その後はまたしても「アンチェインド・メロディー」が流れて稲垣吾郎がキス魔と化して大騒ぎとなったのである。
結局、AKB48による爆弾質問をもってしても『木村、中居不仲説』の真実が明かされることはなかったのだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉
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