【アフリカ発!Breaking News】美談から1年・・・テーブルマウンテンのガードマンに高級車をあげた男性、同じ山で自殺。(南ア)

1年前、ある男性が高級車でテーブルマウンテンにやって来て、2人のガードマンにその車を託して姿を消した。当時はずいぶんと話題になったが、その男性が1年後の2011年1月9日テーブルマウンテンで自殺を図った。

南アフリカではいたるところにいる駐車場のガードマン、帰るときに車を見張ってくれてたり荷物を運ぶのを手伝ってくれたお礼にチップをあげる。ケープタウンの観光地テーブルマウンテンの駐車場にももちろんいる。そのガードマンの2人は1年前に車をもらった。アウディR8という黒のスポーツカーで、なんと140万ランド相当(約1700万円)もする。2人は男性の名前などを明かさないよう言われていたが、当時ニュースでも話題となりマスコミが男性の素性を調べ上げた。しかし男性はコメントを拒否、車を提供した理由は誰もわからなかった。

その出来事が起こった1年後の2011年1月9日午後、テーブルマウンテンのケーブルカーステーションから東に50メートルも行かない場所で男性が飛び降りたという通報を受けた。レスキュー隊が目撃者から聞いた場所を探すと、男性の遺体が横たわっているのを発見した。

遺体はちょうどケーブルカーが通る下にあったため、レスキュー隊は遺体をケーブルカーまでウインチ(巻き上げ機)で吊り上げて無事搬送した。その間およそ30分間は一般客の乗車は禁じられた。

遺体の身元は男性の同僚やダーバン・スカイダイビング・クラブのメンバーによって、ダーバン出身のロブ・テイラーさんと確認された。テイラーさんはダーバン近郊にある不動産会社の筆頭株主で、1年前にテーブルマウンテンでガードマンに車をあげたと報道された人物だった。仲間内でも彼の自殺の原因に思い当たる節はないようだ。

ちなみにこの2人のガードマンはコンゴ共和国出身。寄付金を入れてもらえるように、もらった車のボンネットに大胆にも細長い穴を開け、『A future for all』と車に刻み込み、町をゆっくりドライブしながら寄付金を募った。そのお金は他のガードマンたちと開設した児童養護施設を運営するために使われている。

突然舞い降りた高級車をこれほどまで私欲なく有益に使える人物も少ないだろう。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)

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