大変キュートなコメディ女優として多くのファンに愛されるも、風邪をこじらせた上での薬物過剰摂取が災いし、2009年12月に自宅で急逝したブリタニー・マーフィー(享年32)。5か月後には夫も亡くなってしまったその家が、競売にかけられることが分かった。


ハリウッドヒルズに建つ5ベッドルームのこの豪邸、実はブリトニー・スピアーズからブリタニーが2003年に3.85ミリオン・ドルで買い取ったもの。働き手の彼女に続き、脚本家の夫サイモン・モンジャック氏も昨年5月に心臓発作で急死。ブリタニーの母シャロンさんは、約6億円の値でついにこの家を売りに出した。

過去にはブリトニーも住んでいたということで多くのバイヤーが興味を示したが、家には娘ブリタニーが愛用した品々がまだそのままに残されており、シャロンさんは物件の見学の要望に応えず、とうとう売れず仕舞いであった。

しかし実はまだ住宅ローンの返済が終わっておらず、その残高は3億2千万円にも膨らみ、シャロンさんもついに所有権をギブアップ。これにより、この豪邸は裁判所を通じて1月31日付けの公示により、担保物件として競売にかけられる。
ところでこのお宅、夫妻に肺炎をもたらした可能性が指摘されている、ジメジメしたカビの問題はどうなったのであろう。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)