内山信二(29)は「デブタレ四天王」に数えられるほどの人気デブタレントだ。他のデブタレ3人は伊集院光、石塚英彦、松村邦洋とされる。
『内山くん』を含めてそんなデブタレ達がよく口にする表現が『カレーは飲み物です』というものだが、このフレーズ、実は故ウガンダ・トラが生みの親である。
ウガンダ・トラがあまりにカレーを食べるのが速いことから尋ねられた時に「カレーライスは飲み物です」と答えたのが始まりなのだ。以降、同フレーズを石塚英彦などが使ったことで広まり内山も用いることがある。
2月9日の「ライオンのごきげんよう」に出演したタレントの中山エミリがその内山信二と仲が良く、一緒に食事に出かけた時のエピソードを話した。
身長174cm、体重125kgという体型の内山の後ろに中山エミリが立つと完全に隠れてしまうという。そんな彼が来店すると店長も気を利かせてサービスしてくれることが多いのだ。
ある日2人でカレー店に行った時のこと。店長は「内山く~んっ、(いっぱい)食べるんだろう!」と大食いチャンピオンが食べるような特大の皿でカレーを出してくれた。
しかし、実はデブタレはそれほど大食いではない。内山も体が大きいので量はある程度食べるが普通の速さで、普通に食事をするのだ。
その日も内山にとって店長大サービスの大盛カレーを食べるのはかなり苦痛だったようだ。
内山は「カレーは飲み物ではなく、俺にとっては食べる物だな」とボソリと言ったのだった。
前述のデブタレ四天王の石塚英彦らがどう考えているかは分からないが、少なくともその1人の内山信二にとって『カレーは飲み物』伝説は崩れ去った瞬間だった。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)