映画『ショーシャンクの空に』や『ミスティック・リバー』などで知られるベテラン俳優で、映画監督でもあるティム・ロビンス(52)を、ダブル悲劇が襲った。今月初め、父親が亡くなったわずか12日後に、母親もが急死してしまったのだ。

ティム・ロビンスの父親で、俳優でありフォークグループ「The Highwaymen」のシンガーとしても知られたギル・ロビンスさん(80)が今月5日、前立腺がんのため、メキシコのエステバン・カントゥにある自宅でこの世を去った。息子のティムは父親について「チャーミングで開放的で、愉快な人物。強い倫理観を持って、信じていることについては迷わず口にする人だった。」とロサンゼルス・タイムズ紙に語った。「父がいなかったら、自分は俳優にはならなかっただろう。」とも話している。ギルさんと59年連れ添った妻のメアリーさん(78)も、さぞかし心痛だったに違いない。

しかしそのわずか12日後の17日、そのメアリーさんまでもがこの世を去るとは、誰も想像がつかなかった。メアリーさんは心臓の不整脈が原因で、夫と同じ自宅で亡くなったという。メアリーさんは以前、大腸がんを患ったが、栄養改善とホリスティック治療法によって病は治癒。その知識を生かして、のちにホリスティック栄養学の学位を取得するまでに至ったという。

UCLAで音楽を専攻し、50年代にプロのミュージシャンとしても活躍していたメアリーさん。息子のティムはAP通信に、「穏やかで活発な物腰、鋭いウィットと優しい精神、寛大で愛に満ちた心を持った母だった。」と語った。

ギルとメアリーの夫妻には、ティムの他に3人の子供と4人の孫がいた。孫のうち2人は、ティムと約20年間にわたるパートナー関係にあったが、09年に破局した女優スーザン・サランドン(64)との間にもうけられた、ティムの息子達である。

ベテラン俳優ティムを襲ったダブルの悲劇に、心痛もいかばかりかと思う。ご両親のご冥福をお祈り申し上げたい。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)