【アジア発!Breaking News】台湾で反原発デモ。福島の被災者も参加。

福島第一原子力発電所の事故を受けて、台湾では反原発の声が高まっている。4月30日には、台北や高雄など4箇所でデモ活動が行われ、約7千人が参加した。サイレンが鳴り響く中6千人が倒れ、道路に5分間横たわることで、原発事故がもたらす悲劇を象徴する場面もみられた。

全国の約100団体が共同で発起した今回の反原発デモには、芸文界や学術界、法曹界、宗教界など各界のエリートたちも署名に名を連ね、支持を示した。また、台北から約30キロの位置に建設が進められている第4原発について現地メディアが「反原発団体が第4原発の廃止を訴えることについてどう思うか」という民意調査を行ったところ、56%が「支持する。第4原発は建設すべきではない」と答え、民衆の原発に対する不安の高まりがうかがえる結果となった。

デモ活動への参加者が最も多かった台北市では、4千人が参加した。午後2時、国父記念館を出発したデモ活動には、福島県で反原発活動をする大島あや子さんと宇野朗子さんの姿も見られた。二人は活動の中で「原発がなくならなければ、本当の安全は得られない。大人は美しい台湾をこどもに残せるよう行動してください」と訴えた。

来年、総統選挙が行われる台湾では、先日、民進党の蔡英文主席の出馬が決定した。原発の安全性に対する疑問が高まる中、ひとり「脱原発」を掲げたヒトである。2025年を期限に定めるその計画は、決して簡単ではないが、ひとりひとりの意識を変えれば可能というものだ。

日本の大きすぎる犠牲を無駄にしないために、安全な未来をこどもたちに残すために、大人は国や地域を動かしていくヒトを正しく選ぶべきである。日本でも先日、統一地方選挙が行われたが、その投票率の低さは意外だった。震災の影響で選挙への関心が高まらなかったためと見られているが、こんな時だからこそ自分の一票を大切にするべきではなかったか。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)

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