元家政婦、そして彼女が産んだシュワの隠し子の身辺について、メディアはあっという間にその住まいや学校を嗅ぎつけた。そして取材ばかりか、周辺人物によるタレ込みもすごい。シュワ家に仕えていた他のスタッフ・メンバー、つまりバエナさんをよく知る人々が今、次々とその人物像を語り始めている。まとめてご紹介すると…。
1.グアテマラ出身の彼女だが、常に “自分はシングルの白人女性” という意識を持っていた。
2.シュワルツェネッガー夫人、つまりマリア・シュライヴァーは彼女の憧れの存在。それがシュワ家に勤める動機でもあった。
3.彼女はオシャレしたい時、マリアの服やジュエリーをよく借りていた。マリアが「私の~が見当たらない」と探していたことも。
4.男性関係で悩んだ時、マリアに相談相手になってもらっていた。
5.マリアが仕事に出かけると、彼女は早速シュワのベッドルームに向かっていた。妻より自分の方がシュワと過ごす時間が長いことから、「私は彼のワイフのようなもの」とシュワとの関係を自慢することも。
6.彼女にはミリアンという名の姉がおり、ミリアンも一時シュワ家の家政婦となって仕えていた。
7.シュワの子が誕生した際、その出生届けの父親欄に、彼女は当時の夫であるRogelio de Jesus Baenaさんの名を記入した。だが2008年に離婚を申請した際、未成年の子は “いない” にチェック。周囲にはシュワの子であると漏らしたことは一度もない。
今のところは以上である。好きな人物の下で働きたいと思うのは当然のことであり、2.は理解できる。それゆえ3や4も想定の範囲であり、7.も相当の手当て(口止め料)をシュワから受け取っていたであろうから、想像に難くない。
やはり気になると言えば、この5.であろうか。酔った勢いで一度だけ過ちを犯したということではないようだ。妻マリアはそうとも知らず、安心しきって毎日仕事に出かけていた。まさか夫が(ヨリに寄って)ミルドレッド・パトリシアのような女性に手を出すとは!と愕然としたところでもう遅い。
男性ホルモンがほとばしっている男性と結婚した以上、夫を放置しておくのはやはり危険なのだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)