【アジア発!Breaking News】不安広がる可塑剤問題。子供用風邪薬、健康食品にも。(台湾)

先日お伝えした、市販のスポーツドリンクなどに毒性のある可塑剤、DEHP(フタル酸ビス2-エチルヘキシル)が使われていた事件で、28日、衛生署による調査で新たに子供用風邪薬に調合されるシロップにもDEHPが含まれている疑いがあることがわかった。

DEHP含有の疑いがあるのは全霖國際が新北市にある12の診察所及び薬局へ販売した「イチゴシロップ」と「ブドウシロップ」で、衛生局は各診療所及び薬局に対し、シロップの使用を一時的に停止するよう求めている。

子供用風邪薬に調合されるシロップにも有害物質が含まれているという可能性に、多くの親たちは不安の色を強めている。“子供に風邪薬を飲ませられない”という意見もあるが、“風邪薬を飲まないことからの病気への影響も心配”という意見もあり、“どうしたらいいのかわからない”と多くの母親が嘆く。

衛生署によれば、これらのシロップの使用期間は3~5日と短いことから健康への影響はないとしているが、タイヤを作るような可塑剤を子供に飲ませていたかもしれないと思うと、親たちが動揺するのも無理はない。

衛生署の統計によれば、28日までに155の業者の500件近い製品でDEHPが検出されている。黑松公司が生産する健康食品「Fruit House木寡醣乳酸菌」(オリゴ糖乳酸菌)からもDEHPが検出された。その他の健康食品にも含まれている疑いがあり現在調査を進めている。風邪薬と違い、継続的に摂取する健康食品。健康のために続けていた習慣で病気になる可能性が出てきた。次から次へと明らかになる有害物質を含む食品の数々に民衆達の間で不安が広がっている。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)

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