米アルコール・薬物乱用および精神衛生サービス局(SAMHSA)が1999年から2009年までのアルコール・薬物依存治療による矯正センター入院状況を調べた報告書によると、処方箋鎮痛剤依存が薬物依存全体の33%(2009年)を占めており、1999年から8%の増加を示した。
アルコール依存は1999~2005年の間に48%から39%といったん減少したが、その後2009年までにはまた42%まで増加した。
マリファナ依存も13%から18%へと増加しているが、コカイン使用は14%から9%へ減少、また覚せい剤として代表的な薬物であるメタンフェタミンやアンフェタミンは2005年までに4%から9%へと一時増加したが、2009年までには6%へと下がったという。
(TechinsightJapan編集部 あきながまさこ)