歌手ブリトニー・スピアーズが、15ミリオンドル(約12億円)というギャラを条件に人気番組『Xファクター・USA』の審査員に就任したというニュースを覚えていらっしゃる方も多いだろう。
だがブリトニーはダテに芸歴が長いわけではない。世界中の音楽ファンから支持され莫大なセールスを記録してきた彼女が、ただニコニコ笑って審査員席に座っているはずなどないのだ。そんなブリトニーだからこそ余計に番組も盛り上がるだろうとサイモンは期待していたはずだが、このたびコンテスタントに対するサイモンの暴言がブリトニーをひどく憤慨させてしまったようだ。
問題が起きた収録現場はテキサス州のとあるスタジオ。番組のオーディションは木曜日に行われたが、このときある女性コンテスタントのパフォーマンスをサイモンはこう酷評してしまったのだ。
「彼女は死人みたいな声をしてるな。」
これに対しブリトニーは思わずムカッ! 「あなたって、本当に無礼だわ!」とサイモンに対し声を荒らげ、サイモンに酷評されてしまったコンテスタントに対し「あなたは素直な声をしていると思うわよ。」とフォローするという優しい一面を見せている。
その後ブリトニーが席を立ったことで“激怒報道”も一部あったのだが、これについてはただの「休憩時間だった」と情報筋が芸能サイト『Radar Online』に告白。番組スポークスマンもまた「ブリトニーは短い休憩をとったにすぎません」と発表するに至っている。
人気審査員同士の意見の衝突。これについて番組制作サイドは「実においしい!」と思っているに違いない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)