2歳児にヘロイン摂取、ペンチで爪を曲げる等虐待、死亡させた男に死刑判決。(台湾)

2歳の男の子を虐待し死亡させた男に、このたび死刑判決が下された。男は男の子の爪をペンチで曲げたり、鼻を金槌で叩くなどの虐待をしていたほか、薬物を摂取させて男の子を死に至らせた。事件発覚からこれまで、フェイスブック上では40万人が署名し、男の死刑を訴えていた。

事件があったのは昨年11月、2歳の男の子が母親の同居人の男とその友人3人に虐待され死亡した。男の子の変わり果てた姿が報道されると、あまりの残酷さに社会が震撼した。男の子の母親は夫が服役したため、その間男の家で同居することになったという。しかし薬物売買を行っていた男は、男の子が騒いで警察の注意を引くのではないかと懸念し、「お菓子を買いに行く」とウソをいって男の子を連れ出し、友人宅に監禁した。

監禁中男の子が騒ぐと、男や友人たちは、手や定規で殴る、熱した鉄釘で火傷させる、金槌で鼻を叩く、ペンチで爪を曲げる、ヘロインを混ぜたタバコを吸わせるなどの虐待を繰り返した。監禁、虐待は20日間にわたって続き、男の子が意識を失っていることに気付いた男が病院へ運んだ。男の子は過度の薬物摂取によるショック死と診断された。

裁判では、男の子の受けた傷が尋常ではなかったにもかかわらず、男たちが「男の子は痛みに耐えかねて自分で吸ったんだろう」、「好奇心だったんじゃないか」などと責任逃れをする発言をしたことから、「極めて残忍」、「反省が感じられない」とされ主犯の男に死刑、友人たちにはそれぞれ無期、懲役14年、懲役13年が言い渡された。

この判決結果を受けた社会の反応は、「これまで虐待事件では軽い刑に処されることがほとんどだった。今回の判決には賛同する」、「これこそ公平な正義」、「裁判官に『いいね!』」といったもので、繰り返される悲劇の歯止めを願う声が目立った。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)

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2012年6月29日の国際総合記事

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