「空が青いと涙が出ていた」フリーアナウンサー・町亞聖。15年間の壮絶な介護生活を語る。

元・日本テレビの町亞聖アナをご記憶だろうか。日本人離れしたはっきりした顔立ちとキリリとしたニュースの読み口が印象的な実力派アナウンサーだ。日本テレビ在籍中は女子アナとして華やかな世界から一転、報道記者へ。現在はフリーとして活躍している。そんなキャリアウーマンの彼女の身に起きていた、テレビからは窺い知ることができない壮絶な私生活がこのたびラジオで語られた。

現在フリーアナウンサーの町亞聖が『大竹まこと ゴールデンラジオ』(文化放送)に出演した。町亞聖といえば、『TheサンデーNEXT』で「ノムさんの今週のボヤキ節」のコーナーで、野村監督がぼやいていた相手役として有名である。また、報道フロアから堂々とニュースを読み上げる姿を思い出す人もいるだろう。そのはっきりとした端正な顔立ちからか、「女子アナによくいるお金持ちのお嬢様出身かと思われることも多い」と本人は語る。

大方の予想に反し、その私生活は壮絶なものだった。実家は決して裕福ではなかった。高校3年生の受験の時に母親がくも膜下出血で倒れ、車椅子生活となった。その後、母親の面倒を見ながら奨学金で大学に通い、妹弟の世話をしながら憧れのアナウンサーの仕事に就いたのだ。アナウンサーという多忙な職に就いても、母親の介護や家族が住むマンションのローン返済を担っていたという。当時を、精神的にあまりにも辛く「空が青いと涙が出ていた」と町は振り返る。10年間介護をしてきた母が他界。妻を失った喪失感からか、父親も胃がんやうつ病、アルコール依存症を発症し、町の介護の生活は続く。その後、父も他界。気が付けば町の介護生活は15年にも及んでいた。

彼女から受けるあの芯の強い印象は、こういった経験から来るものなのだろう。2011年6月からフリーアナウンサーとして活躍中の町。現在、日本テレビ含め多くの局アナがフリーに転身している中で、今後の活躍が大いに注目される1人である。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)

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