俳優ロバート・パティンソン(26)は人気映画『トワイライト』シリーズで大ブレイクして以降、常にメディアの注目の的。当然雑誌やニュースで頻繁に取り上げられ、彼の一挙手一投足に熱い視線が注がれているが、自分に関する記事については困惑することも多いようだ。


『BlackBook』誌9月号の表紙を飾ったのは、今をときめく人気俳優ロバート・パティンソンである。同誌のインタビュー取材にも快く応じたロブだが、実は自分に関する記事については困惑することがしばしば。特に目立つ「ロバート・パティンソンがクリステン・スチュワートと結婚へ!」という記事については呆れかえっているようだ。

「こういう雑誌があったんだ。写真もいろいろ載っていて、この僕が結婚するって書いてあった。何が本当で何が嘘か、誰にも絶対に分かりはしないさ。」

記事の信憑性についてはロブの言うとおり。
海外発タブロイド紙にはデッチアゲ記事の目立つものが複数あり、なかにはフィクションとして楽しむしかないシロモノもあるのだ。だが何も知らない家族や友人はそういう記事の内容に驚くといい、そのエピソードをロブは次のように披露している。

「(僕が結婚するという記事を見て)ママが“本当なの?”って僕に電話してきたくらいさ。」

またこのたび明らかになったクリステン・スチュワートの浮気により、ロブを含む報道もさらにヒートアップしている。おそらくはロブの母をはじめ友人、知人に至るまでが「タブロイドにあったアノ話、コノ話はどうなってるの?」とロブに電話をかけまくっているはずだ。これではまさしく泣き面に蜂。ロブもさぞ辛かろう。


ちなみに報道に翻弄されているロブは、実際に自分の口で何かを語ったとしても、それが思ったとおりに報道されないというジレンマにも苦しんでいる。

「いろいろなことを完璧に喋ろうとするもんだよね。だけどバカなことさえ言わなきゃ、ビデオ画像が抜粋で公開されたりはしないんだ。でもバカなことを言っちゃったら、すごく愚かなヤツみたいに報道されてしまう。バカなことを言わなかったら言わなかったで、誰かがデッチアゲ記事を書いちゃうわけだけどさ。」

そう胸中を明かすロブは、メディアの目を逃れるためであろうか、まだ26歳というのに外出する機会はあまりないという。「僕はどこにも行かないね。
どこに何があるかさえ分からないよ」と告白しており、なんとも気の毒である。だがハリウッドで大成功を果たした一流セレブにとって、メディアからの注目は人気のバロメーターでもある。大きな注目を浴びている“今”を楽しむ余裕もロブには必要なのかもしれないが、クリステンの思いも寄らぬ浮気が明らかになった今、ロブはますます引きこもり状態に陥っているのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)