五輪通算獲得メダル数は史上最高という22個。
何しろ水の中では目を開け、時には予期せず水を飲んでしまうこともある。家庭で、教育現場で、子供たちは「プールでの放尿は不潔な迷惑行為」と一貫してシツケられてきた。彼のその発言に人々は思わず眉をひそめたが、今回のロンドン五輪男子400m個人メドレーで「金」に輝いた米国のもう一人のスーパーヒーロー、ライアン・ロクテ選手(28)も実は同じ。オモシロ動画サイト『Funny Or Die』に、彼はこんなビデオを投稿していた。
「僕の視点で考えれば、プールは最も大きく最も高価なトイレだね。この水の全てが僕のモノって感じかな。実を言うと僕がオシッコをするのはプールの中だけだよ。それ以外はガマンしちゃう。バスルームのあの便器じゃ何となくイヤなんだよね。」
「動物たちはマーキング(自分の尿の臭いを付ける)することでテリトリーってものを持つ。それと同じだよ。
ただし、「ウン●は絶対にダメだよ。ゼッタイにね。もしも誰かがウン●をしたらプールはそこでシャット・ダウン。
一般常識から考えると「プールで放尿」とはあまりにも行儀が悪い。だがラクテは「金メダルの秘訣はプールでのオシッコ」と力説してはばからず、事実、水から出る時間を惜しんで練習をこなしてきた結果があの強さ、あの速さである。未来の五輪代表選手を夢見るキッズたちが、今回の彼らの発言に「いいコトを聞いた!」とうなずいているようであれば… ますますプールは塩素で目がチカチカ痛くなりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)