J-POPユニット、Perfumeの3人がテレビ番組『ひみつのちゃん』で高校生まで送った寮生活の様子を明かした。その規則の厳しさに嵐の松本潤二宮和也も目を丸くして驚いていた。
寮ではないがジャニーズの合宿所はもっと自由だという。そのギャップもあり、嵐の2人は中高生時代のPerfumeの暮らしぶりを聞いて別世界のように感じたようだ。

地元のアクターズスクール広島時代にインディーズデビューしたPerfumeは中学3年生の時に上京してアミューズに所属している。その時から3人はアミューズの寮で生活を始めたのだ。8月9日の『ひみつの嵐ちゃん』でPerfumeがその寮生活について明かしてくれた。

あ~ちゃんが「24時間カメラが生中継している」と話し出した。出入り口がある地下にカメラがあり、管理人は24時間それを見ることができたそうだ。彼女達は「ただいまでーすっ」とカメラに挨拶することで、寮に戻ったことが確認されるのだ。

しかもそのカメラには室内の音が集音されるらしく、「ご飯を食べている時も声が放送されていた」というから驚きだ。これには松本潤が「絶対イヤ!」と拒絶反応を示したが、もっともな反応だろう。

また、かしゆかによると「門限は中学生は夜7時で高校生は夜9時」だという。寮に住む限り、友達の家に泊まることなどはありえないのだ。
今度は二宮和也が「なんだそれ~!」と呆れていた。

Perfumeと同じ時期に寮に住んでいたのが女優の仲里依紗上野樹里だったそうだ。彼女達もまたその規則の中で過ごしたのである。Perfumeもおよそ10年前には寮から出ている。嵐の2人は「まあ、それだけ大切にされているということだね」とフォローしていたが、彼女達は戻りたいとは思わないのではないだろうか。

ホリプロに所属する酒井彩名もデビューしてしばらくホリプロの寮に住んでいた。彼女が以前『ライオンのごきげんよう』に出演した際に明かしたところでは「門限は夜10時」、「風呂は30分以内で入ること」、「火を使ってはいけない(火事になるのを防ぐため)」といった厳しい規則があったという。しかし、それさえもアミューズの寮の前にはゆるく感じるほどだ。

寮とは違うが、嵐もよく知っているジャニーズの合宿所について先輩のV6がテレビ『火曜曲!』の中であるエピソードを話していた。V6がまだデビューして間もない頃だ。最年長者である坂本昌行手のComing Centuryの3人の態度に耐えかねて何度も説教していた時期があった。

その頃の坂本の様子を長野博井ノ原快彦が「ストレスで酒ばかり飲んでいた」と話す。
合宿所の食堂に缶ビールの空き缶がたくさん転がっていたため、事務所から注意されたほど飲酒に走ったようだ。

合宿所でこうしたエピソードが残るのもジャニーズ事務所が男性アイドルばかりだからだろう。そんな雰囲気の中で過ごしてきた嵐のメンバーにとってはPerfumeが経験した寮生活がまるで別世界のように思えたかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉
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