実は獰猛。野生のカバが庭に出現。男性が脚を切断する重症。(南ア)

『温和な草食動物』という印象を持つカバ。普段はおとなしいカバだが、自分のテリトリーを侵そうとしたり、出産前後のメスなどは非常に獰猛で危険である。ある男性が自宅庭でカバに遭遇し、肋骨の骨折そして片脚切断という重傷を負った。

被害にあったのはダーバンから270キロほど北にある「iSimangaliso Wetland Park」と呼ばれる自然保護区が集まっている世界遺産エリアに住むアンソニー・スワットンさん。このエリアは、1200頭のワニ、800頭のカバ、そしてフラミンゴやペリカンなどが集う美しい場所で有名だ。一方で、周辺道路や庭にはカバがよく目撃されるので人々は気をつけるようにと自然保護区が注意を呼びかけている。

7月12日夜、家の庭で飼い犬が吠えているのを不審に思ったスワットンさんが外に出たところ、庭に巨大なカバがいた。犬に吠えられていることもあって興奮状態のカバがスワットンさんを攻撃してきた。スワットンさんは脚を噛まれ、空中に投げ飛ばされるという攻撃を数回受け、彼がやみくもにカバの頭を数回殴りつけたところでようやくカバは姿を消した。

スワットンさんはすぐに病院へ搬送され、緊急手術が行われたが、肋骨を3本折られ、噛まれた左脚はすねまで切断しなければならない重傷だった。自然保護区ではカバの捜索を行ったが、住宅地にはおらず、現在も監視を強化している状態だという。

8月15日、スワットンさんの家族はたくさんの人々から支援を受けたことに感謝していることを述べ、彼がリハビリをしながら確実に回復していることを伝えている。

カバはあごの筋肉が非常に発達しており、150度も口を開くことができる。また、長く尖った門歯と犬歯は強力な武器ともなっており、襲われて死亡する人も少なくない。実際に2011年11月には南アフリカのゲームロッジのオーナー(53)がカバを飼い馴らそうとして噛み付かれて死亡するという事故も起きている。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

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