お手柄! スーパーの店長、とっさの判断で車内に放置されていた赤ちゃんを救出。(スイス)

猛暑が続くスイス南部の街、コロンべ=ミュラーズにある大型スーパーの店長が、炎天下の車内に放置されていた生後1ヶ月の赤ちゃんを、とっさの判断で無事救出した。

スイスの日刊紙Le Matin紙によると、コロンべ=ミュラーズにある大型スーパーの店長Thierry Muscat氏は10日の午後、スーパーの利用客から、屋根のない駐車場に駐車された車の車内に赤ちゃんが放置されているようだという知らせを受けた。すぐに駐車場に駆けつけたMuscat氏が該当車の窓ガラスを数センチ割ったところ、高温の車内で赤ちゃんが泣き叫んでいるのが発見された。

Muscat氏はすぐに警察に通報し、また車の所有者を探し出すため車のナンバーを店内放送で流したものの、赤ちゃんをこのままにしておくと、警察が到着する前に衰弱死する可能性が非常に高いと判断し、そうなる前に自分自身で赤ちゃんを車内から救出することを決意した。

彼はまず、ガラスの破片から赤ちゃんを守るため、窓の割れ目から毛布を投げ入れ赤ちゃんを保護。その後ハンマーを使い窓の割れ目を広げ、そこから赤ちゃんを車外に出すことに成功した。赤ちゃんは命に別状はなかったものの、水分補給が必要な状態であったため、救出とほぼ同時に到着した警察によって、医療器具が揃う付近の歯科医院に搬送された。

今年の夏、スイスをはじめとするヨーロッパの国々は猛暑に襲われている。コロンべ=ミュラーズも属するヴァレー州の最高気温は事件発生当時、36度に達していたほどである。だがこれらの国々では、夏もそれほど気温が上がらないことが多い。そうした背景から、この両親は自分たちの車で発生した出来事を目の当たりにし非常に強いショックを受けていたものの、赤ちゃんを炎天下の車内に放置することが非常に危険なことだとはあまり認識していなかったようだと、Le Matin紙のインタビューに対しMuscat氏は話している。

両親は現在、ヴァレー州の児童保護部門で今回の事件に関する取り調べを受けている最中であり、今後に関する決定もそこで行われるとみられている。
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)

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