臺灣時報が報じたところでは、16日夜、男性の誕生日を家族で祝おうとしていたところ、男性が誕生日ケーキがないことに気付き、母親と口論になった。苛立ちがおさまらない男性は、家を飛び出し、自宅附近の橋から川へ飛び降り自殺を図った。
通報を受けた消防局は、すぐにゴムボートによる捜索を開始したが、夜間のため視界が悪く、捜索は困難を要した。しかし最終的に男性は、飛び降りた橋の下の岸に自力で這い上がっているところを発見された。全身泥まみれで咳き込んでいたが、命に別状はないという。
消防局の調べに対し男性は、「誕生日にケーキがないことに腹が立った」、「家族とけんかして自殺しようと思った」と話した。その後の家族の話から、男性は双極性障害を患っており、日頃から情緒が不安定だったことがわかっている。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)