良家の生まれ育ちがそのままという優しい笑顔が大人気の、“パトちゃん”ことパトリック・シュワルツェネッガー君。彼が意外にも傲慢な態度をみせる、少し残念なニュース映像が話題になっている。


最近どうもハリウッドセレブのイメージダウンが続いている。“ディーバ”部門では女優のリース・ウィザースプーンと歌手のビヨンセ・ノウルズだが、“スポイル”部門にあの超美少年なお坊ちゃま、パトリック・シュワルツェネッガー君が仲間入りしてしまった。

アーノルド・シュワルツェネッガーの長男で、現在南カリフォルニア大学の学生であるパトリック君。21歳にならなければ飲酒は認められない中、19歳の彼は4日、数名の友人と共に音楽通もうなるハリウッドの人気ナイトクラブ「The Sayers Club」に繰り出し、なぜか入店に成功したもようだ。

しかし、ほどなくして店を追い出されてしまったパトリック君とその一行。面白くない彼はFワードを用いて店のDJに対する怒りを炸裂させ、一部始終を芸能情報サイト『TMZ』のビデオカメラに収められてしまった。


「周りの皆はオレに、あのゲイッぽいDJ野郎をぶん殴って欲しいと思っているんだぜ。だからオレがいつか必ずアイツをぶちのめす。大事な客を追い出しやがって、クラブもアイツのせいで商売あがったりだな。」

怒りが収まらないパトリック君。実はここでもうひとつ、彼の礼儀を知らないわがままな態度が露呈してしまう。通り沿いに停められた迎えらしき黒のSUV車を確認し、乗る乗らないでひとモメした挙句、パトリック君は「要らねぇよ」と言って中年ドライバーの顔に向かってパッパと手で払い、もう少し夜のハリウッドを堪能すべく去って行った。

映像を確認する限り、パトリック君のような美少年がそういう口汚い言葉を使う姿にはやはり違和感がある。
だがメディアがあまりにも失望したと騒げば、彼は「最初からそっちが勝手にイメージを作っただけだろ」と怒るはずだ。

結局は彼もフツーの19歳だったと話を締めたいところであるが、「アイツをやっつけてくれと皆が俺に望んでいる」と考えるその発想には、スイートなルックスに隠れた父アーノルド譲りの闘争本能を感じずにはいられない。この少年は、場合によってはハリウッドのトラブルメーカーになる可能性もあり!?
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)