人気のマンゴーを墓地で栽培。消費者に衝撃走る。(台湾)

品質の良さと手ごろな価格が日本でも人気の台湾マンゴー。しかし、その一部の栽培場所が墓地であることが分かり、消費者たちが衝撃を受けている。『蘋果日報』が伝えた。

問題となっているのは、台湾マンゴーの里、台南市玉井区産のマンゴー。区の共同墓地がある山地でマンゴーが栽培されているという。台南農業局の資料によると、墓地で栽培されているのは主にマンゴーの中で出荷量の最も多い“愛文マンゴー”で、今年は玉井区で生産された愛文マンゴーの総生産量2.5万トンのうち約1%にあたる227トンが出荷された。

現地メディアの調査によれば、問題とされている栽培区は66年前に共同墓地が設置された山の斜面で、47年前から愛文マンゴーが栽培されるようになった。37年前、台南県役所(現在の台南市区役所)が調査を行い、当時、墓地での栽培を行っていた農家に対しマンゴーの木を切るよう要求したものの、積極的には処理をしなかった。そのため、墓地での栽培が現在まで続けられていたという。

現在、墓地での栽培を行っている農家の人たちはこう話す。「物心ついた頃からこうだったから不思議でもなんでもない」「はじめは怖かったけど慣れてしまった」「マンゴーの栽培をしながら墓地の管理もしているのよ。使われないと荒れ放題になるでしょ」。また、山の斜面の方が水が溜まらず、平地で栽培するよりも甘いマンゴーになるそうだ。

しかしこれまで、マンゴー農家と墓地の持ち主の間ではトラブルが絶えなかったようだ。「墓の敷地内に木が植えられている」「マンゴーの根が遺骨に絡まっている」などの苦情が区役所に寄せられることもあった。

こうした報道を受けて、消費者たちの間には「怖い」「気持ち悪い」「食べられない」と衝撃が走っている。台南市は、墓地での栽培および収穫を今後禁止する考えだが、マンゴーの木はすでに山の一部としての役割を担っており、すべてを伐採する必要はないとの見方を示している。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)

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