宗教上の理由で我が子を学校に通わせない両親、子供達と引き離される。(独)

ヘッセン州ダルムシュタット郊外のある家で、自分達が信仰している宗教を理由に4人の我が子を学校に通わせず、自宅で教育していた両親がいた。この件を受けた当局によって両親から引き離された子供達は現在、青少年局で保護されている。

『Frankfurter Rundschau』紙によれば、この両親は公的な機関が提供する教育システムを拒否していたという。そのため彼らの8歳から14歳までの子供4人は、自分達が教育する方針であったと伝えている。

両親のこうした姿勢は、彼らが信仰する宗教の厳格な教義によるものであった。しかし、彼らがどのような宗教を信仰しているかは明らかにされていない。

ドイツでは、児童やその両親が学校教育を拒否することは法律で認められていない。ホームスクーリングが容認されている国であれば問題にならないのであろうが、そうしたシステムが存在しないドイツではどのような状況下であれ、子供を学校に通わせないことが法律違反になってしまうのだ。そのため数週間前に、この子供達はダルムシュタット郊外の自宅で両親から引き離され、現在は青少年局によって保護されている。

なお両親に対する裁判は、9月中に開始されるものと見られている。

ただし今回の件はあくまで一例であり、宗教を理由に子供の通学を拒否する両親はヘッセン州だけでも何件か報告されている。今年5月には同様の件で同州フリッツラーの地方裁判所で裁判が行われ、3人の子供を自宅で教育した両親に対し700ユーロの罰金刑が下された。
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)

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