南カリフォルニア、深海魚「リュウグウノツカイ」の死骸、解剖結果が明らかに。

南カリフォルニア、深海魚「リュウグウノツカイ」の死骸、解剖結果が明らかに。
深海魚「リュウグウノツカイ」の解剖結果が発表される。画像はbrightcove.comのスクリーンショット
南カリフォルニアの沿岸や島で深海魚「リュウグウノツカイ」の死骸が立て続けに2件発見されたことを、先日からこちらでお伝えしていた。「極めて珍しい話。地震の前触れか」などと大騒ぎになっていた中で、ついにその解剖結果が発表された。

10月13日、南カリフォルニア・ロングビーチ沖40kmに位置するサンタカタリナ島で、約5.5メートルもの長さを誇る巨大な深海魚「リュウグウノツカイ(英名:Oarfish)」の死骸を海洋科学専門学校の女性指導員が発見し、陸に引き上げた。

そして5日後には、同州サンディエゴの海岸に約4.3メートル長の「リュウグウノツカイ」の死骸が打ち上げられた。「水深3,000フィート(約914m)もの深海に生息し、人目にさらされることはまずない巨大魚が一体なぜ」と海洋学の専門家らは首をひねるばかりであった。そのためこれらの「リュウグウノツカイ」の死骸については、カリフォルニア大学サンタバーバラ校の専門家が解剖にあたり、採取された組織を調べていた。

このほどその結果が発表され、その腸には条虫(じょうちゅう)「サナダムシ」の大きめの幼虫が多数寄生し、頭部にサボテンさながらのトゲが並ぶ「鉤頭虫(こうとうちゅう)」の成虫が1匹寄生していたことが明らかになった。こうした条虫の存在を知ることが出来たのは深海魚の研究において大きな収穫であり、今回保存された組織や臓器のサンプルを元にこれから世界中の専門家がその生態、天敵、捕食といったものを解明していくことになるであろうとしている。

また、18日にサンディエゴの海岸に打ち上げられた「リュウグウノツカイ」は死の直前まで健康であったことが分かっており、残念ながら死因を特定するには至らなかった。解剖にあたった1人である海洋生物学が専門のミルトン・ラブ博士は、「車にはねられて道路脇に死んでいる鹿を見ても、それ以上のことがあったかどうかは誰にも分からないのと同じです」などと語っている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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