1月26日に行われた『AKB48リクエストアワー セットリストベスト200 2014』の4日目公演で、2月24日に東京・Zepp DiverCity TOKYOにて『AKB48グループ大組閣祭り』が行われることが発表された。『大組閣』について具体的な説明はなかったが、AKBグループ全体を含めたかつてないメンバーのシャッフルがありそうだ。高橋みなみは、自身の異動もあり得るとしながら、前に進むための大組閣であることを説明。「いろんな人がいろんなチームで刺激を受けて、48グループが大きくなるために、前を向いて頑張っていきます」とコメントしている。
大島優子の卒業曲が『前しか向かねえ』(2月26日発売)であることや、たかみなのコメントにも「前を向いて頑張る」という言葉があったからか、『大組閣』について多くのメンバーがGoogle+などで「前を向いて頑張る」と意思表示している。
そんな中で、AKB48チーム4の内山奈月は『『内山奈月 Google+』で「わたしにとって、より飛躍につながる第一歩になればいいな」と積極的に『大組閣』を捉えている。彼女は「秋元先生がね、終わったあとに『涙涙の組閣にはしない』『必ずプラスになる組閣にする』っておっしゃってくれたの」と明かしており、秋元康の言葉に勇気をもらったようだ。
だが、どのような異動が行われるか想像もつかない中で不安を隠せないメンバーも多い。AKB48チームAの佐藤すみれはツイッター『佐藤すみれ・すーめろ@sumire_princess』で「しんじゃうかも」と思わずつぶやくと「チームAでたくさん成長できたよ。ここがわたしの居場所だから、みんなと一緒にいるとホッとするし安心する」と思い出の詰まったチームから出たくない気持ちを明かしている。
ベテラン組ともなると、『大組閣』の捉え方も落ち着いている。
「新しい組閣がどうなのかなんて全然わからないけど、大好きなAKBにいる限り、キャプテンじゃなかったとしても、何か残していきたいと思うし、みんなに愛されるAKBにもっともっとしていきたいと思う」という梅田彩佳自身にとっては今回の件もあまり影響することはなさそうだ。
また、3期生の田名部生来の受け止め方も独特だ。彼女は『田名部生来オフィシャルブログ「※よい子はマネしないでね」』で「2月24日、大組閣あります! イベントっすよ、最早」と軽いノリで伝えると「今迄3度チーム、チームメイトの変化を経験してる身としては、はは、おもろいなと。」とコメントしている。
興味深いのは田名部が握手会でファンから「SKEやNMBと兼任してください!」と言われる事実だ。「そーゆうのがみたい人が1人でもいるんだなって思ったら、組閣に関わってくるような一ファンの声だなって」と彼女も感じている。『大組閣』については、ネット上でもファンの意見や感想が飛び交っているが、不安や批判が目立つ。だが、中には他グループとの兼任を期待するファンもいるということだろう。
そうした状況でHKT48のボスこと田中菜津美は『田中菜津美 Google+』で「大組閣? 私がNMB48に移籍したいって言った後だから…んな影響力私にないか!」と笑ってみせる。また、SKE48の“かおたん”こと松村香織は『松村香織 Google+』で「大組閣だとぉお。って終身名誉研究生だから関係ないか」と気楽なものだ。
もっとも、そんな2人も異動にならないとは限らない。これまでの“組閣”ではなく『大組閣』であることがメンバーの不安を大きくさせているのだ。ファンにとっても気が気ではないが、後は秋元康の『涙涙の組閣にはしない』『必ずプラスになる組閣にする』という言葉を信じて2月24日を待つしかない。
※画像は梅田彩佳のオフィシャルブログ『Dance Studio UMEDA』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)