
25日、カリフォルニア州ロサンゼルスの空港からユタ州ソルトレイクシティへと向かったデルタ航空機の機内で、飛行時間はたったの90分であったが、隣に座ったハンス・ラウダーミルク(写真はFBIが公開)という名の66歳の男により、15歳の少女はとても不愉快な状況と感触に苦しんだ。
搭乗後、3席が並んでいる列の通路側に座ったその少女はひとり旅。ラウダーミルクは、「真ん中の座席に移ってもらえるかな」と声をかけている。ハリウッド映画で小道具職人をしていたラウダーミルクは世間話に花を咲かせ、少女と親しくなるといきなり“オトナのセックスはいいぞ。ソルトレイクに戻ったらデートしよう。ドライブしよう。結婚しよう”と話を勝手に進展させた。その上でアゴ、足、太ももなどに執拗に体に触れてきたという。
降機と同時に少女はTSA(米国連邦航空省運輸保安局=Transportation Security Administration)の職員に被害を訴え、ラウダーミルクは未成年者に対する強制わいせつ容疑で逮捕された。その後捜査はFBIの手に委ねられ、保釈金の設定はなし。4月10日にソルトレイクシティ地方裁判所で開かれる予備審問への出廷が命じられている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)